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これが「失われた20年」の原因の一つかもしれない

題名のように思う出来事が最近あった。

ツイッターのハッシュタグ
「#本当にあったIT怖い話」で読むことが出来る書き込みを読んで私は題名のように強く感じた。

よくこの問題は政治のせいとか言われる。それもあるにはあると思うが、
それ以前の問題として、「この書き込みのような出来事」があちこちで起こっているからなのではないかと思う。

不適切発言としてお叱りを受けるかもしれないが、ぼやかして言ってもしょうがないのではっきり言う。

こんなに馬鹿が多ければ世の中おかしくなって当然だ。

20世紀末、インターネットが一般人にも使えるようになり、いわゆる「2000年問題」が認識され始めたあたりで「ITを使えばなんでも出来る」という楽観論が生まれた。
歴史は繰り返す。今だってITをAIと置き換えれば使える。ただし楽観論としてだが。

当時の楽観論者がまともに思えるくらい、このハッシュタグで読むことが出来るITにまつわるこの国の内情にはもはやあきれて言葉も出ない。

なにせ新入社員だけではなく、中間管理職、決裁権を持つ会社経営者、行政までもおかしいんだから。

これもツイッター発だが、ある携帯電話店の店員のクレーム対応に関する書き込みで「日本は昔から識字率が高いといわれている。だけど、クレームの内容からしてそもそも説明書や注意書きを読んでいない。”見た”けどまるで理解していない。”識字率が高い”のと”論理的思考能力や文章読解能力が高い”こととは別だとしか思えない」という意見があった。

私はこの意見に完全に同意する。その上でこのハッシュタグで出てきた内容を読むとまさしく「怖い話」だ。もはやIT以前の問題で怖い。

どうして私がこんなに「怖い」というのか。ハッシュタグの内容を読めば理解していただけると思う。 …思うと信じている。

大塚行政書士社労士事務所
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Win10への強制アップデート なぜなのか?

また最近になって、Windows7や8などのユーザに対して
「Windows10へアップデートしませんか」という案内が来るようになった。

7月中ごろまで無料でアップデートできるという。
一見、大変お得な話に思える。しかしユーザの多くがこれについて不快感を持っているようである。
なぜか?

今までの環境で動いていたものが環境が変わると正しく動かなくなることがある。
パソコンにインストールされているソフトウェアは例えばWindows7に対応している。
これが10になったときに対応できなくなり、起動すらしなくなることすらある。

そのパソコンが仕事用だったら、仕事に支障が出る。趣味用だったとしても、友人へメールが送れないとかいろいろ問題がでるかもしれない。

そういうリスクを一切説明することなく、勝手にインストールのスケジュールを組み、
知らないうちにWindows10がダウンロードされ、知らないうちに更新されている。
そして、重要なソフトウェアがまともに動かない。

以前、4月10日前後に私のPCにも勝手に「今すぐアップデートする/後でアップデートする」さらに「4月12日23時に自動でアップデートを開始します」というメッセージに変わったことがある。

私がしたことはGoogle検索で「Win10 アップデート 取り消す方法」などの検索ワードで調べ、そこで見つけた方法でアップデートを阻止することだった。

これが個人のパソコンだったから良かったようなものの、会社共用のパソコンだったら、知識があっても下手にいじれない→自動アップデートされる→業務ソフトが立ち上がらずに業務に支障が出る。というパターンになっていたと思う。

これは下手なアドウェアなどよりも悪質で排除が難しい。しかもこれをOS作っているところがやっているのである。

今回の件も私と同じような検索ワードで検索して、その方法を探し出して実行すればよいと思うが、中にはこの問題に乗じて「これをインストールすればWin10の強制アップデートを阻止できます」という変なものをインストールしようとしているケースもあるので、対策が本当に難しい。

どうしてこんな強引なアップデートを強要(事実上の強要としか言いようがない)するんだろうか。理解に苦しむ。


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どこで使い方を習った?

…説明書を読んだのよ。

という、いろんな意味で有名な洋画のせりふがある。

さて、先日自分の部屋を整理していたところ、ゲームの説明書が見つかった。
内容はドラクエ1~4(すべてファミコン版)であった。

私はこれらの説明書を小学校高学年~高校1年に読んでいた。
(ドラクエ1だけは高校のときに中古屋さんで購入した)

説明書はかなり痛んでいたものの、結構読み込んだ跡があった。
今から見ても、非常に丁寧な説明書だと思う。

ところで、いまニコニコ動画などで「動画実況プレイ」というのがある。
この中には、かなり前に紹介した東方シリーズとかバイオハザードシリーズがあるが、
ドラクエシリーズも多数あがっていたりする。

もっとも、ファミコン版のドラクエ1~4は皆無で、その後にプレイステーションなどで出た、移植版で上げている人ばかりである。

ただ、見てみると非常に問題のあるプレイをしているケースが目立つ。
たとえば、基礎的な操作が出来ない。視聴者から「まずは説明書を読め!」とメッセージで言われているのにもかかわらず、読まない。もしくは読んでも理解できない。

プレイステーション版などはユーザーインターフェイスがファミコン版に比べて段違いによいのに、うまく操作できなかったりする。

ドラクエ2の序盤の台詞で「武器防具は持っているだけでは意味がありません。装備コマンドで装備してくださいね」というのがある。
このことは説明書にも明記されている。(ファミコン版ドラクエ1にはこういうシステムがなく、買った武器装備は自動で装備され、すでに装備されている武器装備は自動的に売却されるようになっている)

これ自体は結構有名だと思うが、かなり多くの実況者はここで詰まる。
このことは私が小学校5年生くらいで問題なく出来ていた。なのになぜ、動画実況環境を自力で組める(自力で組んでいるはず…)推定18歳~25歳くらいの人間が出来ないのか。
ドラクエ2の話でいくと、そのあとで主人公は一人目の仲間となる人を探しに行くことになるのだが、何度か行き違いをすることになる。スタート地点の城Aにて「彼は城Bにいるはず」→城Bにて「彼は北東の森の洞窟の中の泉に行った」→泉にて「彼は城Aに行った」→城Aにて「彼はあれからここに来ていないぞ」となる。

途中の城Bで「彼は気まぐれだからどこかに寄り道しているんじゃないかなぁ」
城Aにて「この城の北西に街がありますよ。そこから北が城Bです」

という情報が入る。実は一人目の仲間はその街の宿屋におり、泉で話を聞いた時点でその街に配置されるのである。(ファミコン版の場合)

こういうことの繰り返しで、もう一人の仲間も見つけ、その後いろいろな道具を見つけ出し、戦闘経験をつんで強くなり、よりよい装備を得てクリアを目指していく。

このようにゲームの製作者はたくみにプレイヤーを誘導していくのである。
プレイヤーも誘導されながら「冒険」を楽しむのである。

それなのに…。これらの情報を無視するのか、理解できないのか、信じられないような行動、言動(実況プレイなのでそれが分かる)をして、迷いに迷って戦闘数だけかさんで、経験値が上がって、レベルが上がって強くなった状態でようやく「偶然」その街の宿屋でその仲間と出会ってしまうのである。

個人的にはこういうのは結構いらいらするが、それ以上に「怖い」と感じた。
こういう人たちが現実世界にたくさんいる可能性がある。
たとえば観光案内を作る人はどこまで丁寧に地図を作らなければならないのか。
イベントを企画する人はお客さんを「誘導」するためにどうしなければならないのか。

(他にも不安やら問題提起やらがたくさんあるが長くなるので省略した)

将来いろいろな問題が出てきそうな気がする。

少なくとも、
「どこで使い方を習った?」
 「説明書を読んだのよ」
 くらいの会話ができるような社会であってほしい。
 これは、説明書を読めた上でそのものを正しい方法で使えているからこそ出来る会話だから。

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先日のアプリケーションの話の続き(長文注意)

前日のパソコンの話の続き。

フリーウェアをインストールする際には、インストーラーを起動してその指示に従って…ですませてしまうことが多いと思う。

また、そのときの選択肢に
 ・通常インストール
 ・カスタムインストール(必要な機能を選んでインストールすることができます。パソコンに詳しい方向け)

と出てきた場合も「通常インストール」を選んでしまうだろう。


15年位前まではそれでもそれほど大きな問題にはならなかった。
そもそもその当時は「フリーウェアは無料だけれど使用は自己責任で」という共通認識がパソコンユーザにあったからだと思う。仕事以外でパソコンを使う人がまだ少数派だったこともある。
またインストーラーがないものも多く、そういうのは自分でファイルをコピーしたり設定ファイルをいじったりして使えるようにしていた。

10年位前だと、「バンドル」といって、自分の必要なフリーウェア以外にも別のものをインストールするか聞いてくるようになったり、特定のページをホームページ(ここでは狭義のホームページをいう。ブラウザを開いて最初に出てくるページのこと)にしたりする。しかもデフォルトでそれが「はい」になるようなものが出てきていた。
これは30日間無料試供品を使ってほしいとか、新しいブラウザがあるから使ってほしいとか、そんな意図でバンドルしていた。

こういうのに何も考えずに「はい」を連打すると、ウイルスチェッカーの試供版が何種類も入って、パソコンの動作が異常に重くなったりする。またブラウザだらけになってデフォルトのブラウザがころころ変わったりしてこまることになる。

5年ほど前だとこの「バンドル」にブラウザのツールバーが加わってくる。なので何も考えずに「はい」連打しているとツールバーだらけになることがある。
中には悪質なツールバーもあり、勝手にパソコンの個人識別情報を発信しているケースもあった。

私がつい先日まで使っていたWindows XPのパソコンはこの5年前にあたる。
このときに入れたフリーウェアはバンドルにちゃんと気をつけておけばまず問題が起きなかった。もちろんウイルスチェッカーは導入しておくことが前提である。

今回新しいパソコンを使うにあたり、以前と近い環境で使えるようにするために、同じようなフリーウェアを導入することにした。
そのため、メジャーなフリーウェアが昔から多数置いてあるページからダウンロードしたりした。

あるいはそのフリーウェア名を検索して作者のページなどでダウンロードしたりした。

しかし検索結果を見てみると、そうしたページでもなんでもないページが検索に引っかかり、そこからもダウンロードできるようになっている。
そのページにいってみると、そのページの日本語が明らかに特徴のある…いかにも「ほかの言語から日本語にプログラム翻訳してそのまま貼り付けました」的な感じだったりする。
こういうページからもいろいろなものがダウンロードできるようにはなっているが、直感的に「危険」と感じた。なのでダウンロードしなかった。

これと前後して
「いつの間にか日本語IMEが別なものに変わっていて、そのIMEから個人情報が漏れている。そういうものがあちこちの官公署のパソコンから見つかった」
という話が、マスコミや某大手ネット掲示板などから流れてきた。

 ネット掲示板では
このIMEのほかにも、ブラウザのホームページの設定を勝手に書き換えて、元に戻そうとしても戻せない状態になっている。
何もしていないのにへんなプログラムが勝手に入ってくるわけがない。
インストーラーで「はい・YES」を連打しまくったんだろう。その結果バンドルされたいろいろなものが入ってきたのだろう。
これらはインストーラーで同意して入れたものだからウイルスチェッカーに引っかからない。
しかし、完全にアンインストールすることが難しく下手なウイルスよりも悪質かもしれない。

などの情報と、

こういうものがパソコン内にあるかどうか確認する方法と、完全に削除する方法の情報があったりした。
これには、Windowsの隠しフォルダ(システムに重要なファイルなのでむやみにいじれないようにするために隠している)の中に潜伏したり、隠しファイルを勝手に作成したりしているのでこれを見つけ出して消すことと、レジストリ(Windowsの各種設定情報の集合体ファイル。これの破損はWindowsの破損を意味する)内に変なものを仕込んでいるのでそれを見つけ出して手動削除することの両方をしなければならない。

私も新しいパソコンのレジストリエディタを使って検索してみたが幸いにも何も見つからなかった。

一方、こういう怪しいものを自動的に探し出して削除するという「プログラム」も複数あるようだが、この中のいくつかはそれ自体が危険なプログラムで、削除はしてくれるが別なものを仕込むようになっているケースがあるという。

こういうのがあるので自動検索・削除プログラムには手を出さなかった。

なおこれらの情報はウェブページ上にも散見される。
たとえば「ABC123」という変なプログラムを削除したいと思うのなら、ネットでそれを検索すればいい。ただ、そのページの真贋を見分けるのは困難である。検索で上位に出たからといってそれが有用な情報とは限らない。

こういう変なものからパソコン(と自分自身)を守るためには、

1、自分の所有でないパソコンに勝手にプログラムをインストールしないこと。

2、フリーウェアをダウンロードする際にはウイルスチェッカーを入れた上で
作者公式ページか昔からある大手フリーウェア置き場ページからしかダウンロードしないこと。

3、インストール前に必ずこのフリーウェア名でネット検索をかけて、無断情報発信などのネガティブ情報を確認すること。ネット上ではネガティブ情報を隠蔽することはまず不可能である。

4、インストーラー起動の際には必ず注意書きを読む。もし自分が読めない言語だったらインストールしないこと。

5、そのプログラムをインストールしたらしばらくの間パソコンの挙動を観察すること。


少なくともこれくらいはやらないとだめだと思う。

それをする自信と能力がないのなら、有料のソフトを使うべきだろう。

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ファンの1人だよ

タイトルの言葉は某ゲームの台詞から引用

とある行政書士研修会で、「あなたが大塚先生ですか?」と尋ねられたことがある。
「そうですけど…なぜ私の名前を?」と返事をしたところ、
このブログを見た旨を知らせてくれた。

その先生と名刺交換をして、参考までにどのようにこのブログにたどり着いたのか聞いてみた(ブログ主としては結構気になる事柄である)

その先生は検索エンジンで「新潟 車庫証明」と検索してこのブログが上位に引っかかったから見に来たとのこと。

私自身は特に、あるキーワードが上位に来るように設定しているわけではない。
しかし長く続けていると自然と上位に来るようになるものらしい。

またこのブログはアクセスログをつけている。
これによってどこのプロバイダからいつ、どのような検索ワードを使ったか、どこのリンクで来たか、直接か(つまりお気に入り・ブックマークに入っている)が分かる。

一般人がインターネットを使えるようになった1990年代半ばから終わりまではこのアクセスログは、いわゆる「掲示板荒らし」対策に使われていることが多かったようである。

しかし、ネットとブログの出現により、一般の人が容易に自分の意見や商売に関することを発信することが出来るようになり、そうなると「いかに自分のページ・ブログを見てもらうか」が重要になってくる。
サーチエンジンの進歩も重要である。(もともとYahoo!はサーチエンジンとしてスタートした。1990年半ばの早稲田大学か慶応大学の実験用サーチエンジン「千里眼」なんて知っている人はどれくらいいるだろうか?)

多くの人はこのサーチエンジンを使って検索キーワードを入れて自分の欲しい情報が載っているところを探す。
情報を提供する側はそれが上位になるように対策することが出来るのならば、必然的にアクセス件数が増える。商売に関するページ・ブログならこのことは重要である。
そこでそうしたページをもっている人は「SEO対策」と呼ばれることをすることがある。

これはサーチエンジンの癖を分析して、あるキーワードを入れたときに自分のページが検索上位に来るようにするというものである。

「SEO対策であなたのページを検索上位に!」という営業を受けたことがある方もいるかと思うが、実はこれのことである。

しかし個人的には、こういうのは人任せにするよりも自分で勉強して(それこそ「SEO」などで検索してみればいい。本を探すのもいい)理解していろいろやった方がいいのではないかと思う。

最初にこのサーチエンジンであるページ・ブログを見つけてもらって、気に入ってもらえれば、ブックマーク・お気に入りに入れてもらえる可能性が高くなる。
もっとも見つけてもらえてもそのページに内容が無ければ意味が無いのだが…。
その意味で、このブログに「固定客」がついてくれているのが自分としては不思議でしょうがない。(自分としては文字の量だけは多いと思っている)

アクセスログを見るとこのブログに直接アクセスしてくれる(つまりブックマーク等に入っている)人が多いようである。

また、ある先生曰く、「毎日チェックしている。早く更新しないかな~って」だそうである。

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プロフィール

大塚 義行

Author:大塚 義行
平成21年4月から新潟県田上町で行政書士として開業いたしました大塚義行と申します。
(行政書士登録番号09180501号)
これに加え、平成28年10月から同所で社会保険労務士としても開業いたしました。
(社会保険労務士登録番号15160011号)

昭和51年(1976年)7月24日生まれ。
平成11年(1999年)に地元の大学を卒業。

紆余曲折を経て現在に至ります。

メールアドレス gyousei_ohtsuka-office.jp
(社労士業務用)sr_ohtsuka-office.jp
(注:メールアドレス中の_を@と変えてください。スパムメール対策です。)

URL
http://gyousei.ohtsuka-office.jp/index.html
twitter
https://twitter.com/ohtsuka_office

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