平成31年2月12日(火)に私が所属している「加茂商工会議所青年部」の公開例会(外部向けイベント)で、ミノル クリス 滝沢氏をお招きして、講演をしていただいた。
ミノルクリス氏は東京FM系列のFM新潟のラジオのパーソナリティーとして特に有名で…。紹介ページは以下の通り。
Wikipedia ミノルクリス滝沢
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9FMラジオ新潟内ブログ
https://www.fmniigata.com/blog/minoru/講演の題名は「
夢を語ろう!未来のために」
最後の質問コーナーは実質的に「自分の夢を語ろうコーナー」になったので、私も夢を語ることにした。
フェイスブックに投稿したものを一部修正してこちらにも載せる。
(このブログは結構県外の方がご覧になっているので、そうした方へのため)
(ここから)
私は、この加茂市の隣の田上(たがみ)町で、行政書士と社会保険労務士というものをやらせていただいている、大塚と申します。
ここで夢を語るとかなうという話なので(注:なんかそういうノリになっていた)、私も語らせていただきたいと思います。
その前に行政書士はともかく、社会保険労務士、社労士とは何か少し説明をさせていただきます。
社会保険労務士、社労士とは、
事業…会社とかですね…
の健全な発展と、労働者…従業員とかですね…
の福祉の向上のため、労働環境とかに関する事を会社の社長さんに
助言したり、
関係する書類を作って提出したりとかする仕事です。
表題では「夢を語ろう」となっていますが、語る前に悪夢の話をします。寝ているときにみるほうです。私は二十年前…まではいかない十五年以上前にいた会社でかなりひどい目にあいました。そのときの夢をいまだに見続けています。一昨日も見ました。確か一週間前もです。
最近、国も働き方改革ということで、長時間労働などの
労働問題に本気で取り組もうとしています。私から言わせれば遅すぎます。でも、取り組もうとしているだけ良くなったと思います。
経営が大変だという会社がたくさんあるのは知っています。では、そこで
安易にサービス残業させるなどの違法行為に走るのは間違っています。私は社労士として、社長さんに「そんなことしないで、働く環境を良くすれば人が定着しますよ。そのための助成金が国から出ますよ。就業規則を今の法律に合うように改正しましょう」とかって助言をして、そのことによって、いま会社で働いている人たちに、私が遭ったような経験をさせない。そうすればその人たちは私のような悪夢を見ないですむかと思います。
これ以上悪夢を見る人を出さないようにするのが私の夢です。(ここから先は言ったかどうかはよく覚えていないが…)
私自身はこの悪夢を一生見続けると思います。でも、それは仕方が無いです。
これ以上こんな悪夢を見るような人が出なければそれでかまいません。そう思っています。
(以上)
別に私は労働者(従業員側)に肩入れしているわけではない。
確かに社労士は経営者側に頼まれていろいろすることが多い。
だからといって、それは経営者目線のみで考えて、労働者目線を考えなくてもいいという意味ではない。
経営者に頼まれて、経営者から報酬を得ているんだから経営者のためだけに動けということを言う人もいる。
この意見には賛成できない。というか、それが行き過ぎたせいで平成27年に「
インターネットによる不適切な情報発信」をして社労士の信頼を失墜させた事件があったことをもう忘れたのかといいたくなる。
行政書士だって、相続関係の仕事を相続人の一人から受けたとしても、受けた人だけの利益のためだけに動いてはいけない。被相続人の遺志と相続人全体の利益のために動かなければならない。また一般論的な法律の説明をするのはかまわないが、一部の人に有利な解釈をして説明してはならない。それと同じこと。
依頼人など特定の人の利益のために行動する(しなければならない)のは弁護士の役割である。(特定社労士による裁判外紛争解決などの限られたケースは除く)
私は社会保険労務士法の第一条後段をそのままやっているだけに過ぎない。
そのことを理解して欲しいと思う。
そもそも、社労士やその業務自体の知名度が低いので、それを知って欲しいと思う。
そのための努力は今後もいろいろするつもりである。
大塚行政書士社労士事務所
http://gyousei.ohtsuka-office.jp/index.html
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