ファンヒーターの修理
今日、朝起きてみると、母親から言われた。
1Fの石油ファンヒーターが火がついてもすぐに消えてしまうとの事。
私は寝ぼけた頭で、「燃料の詰まりじゃないの?」といい、実際に調べてみると、
燃料タンクと本体の間にあるフィルターが真っ黒いものでいっぱいだった。
これは、長年使っているとわずかずつではあるが燃料タンクのサビが微量に混入するのと、石油の不純物が徐々にたまって塊みたいになってしまい、それが燃料の流れを妨げるのである。
で、さっそくこれを取り除いてみたところ、さっきよりは燃えるようにはなったが、一分程度でやはり消えてしまう。
そうなると、空気取り入れ口かとおもって、清掃してみたが、そもそもそこはほとんど汚れていなかった。
そうなると、ヒーター内部の燃料噴射系とかそういうところの詰まりか、寿命による故障かということになる。
取扱説明書を見てみたが、「販売店に相談してください」とある。
こういうのは無理に分解してごみをとっても、不完全な修理をしてしまうと大惨事を招く。
それなら、専門家に相談するか、いっそ買い換えるほうがいい。
でも、最後の手段が一つだけ残されていた。
それはヒーターを斜め45度まで傾けてひたすら揺さぶりまくることである。
なんだか、昔のテレビの「たたけば直る」に近いが、原理的には同じである。
もちろん、これが対症療法でしかないことも同じではあるが。
これによって内部の燃料詰まりが取れる可能性は十分にある。
2~3分揺さぶってから再度燃料タンクをセットして電源を入れたら、見事に直った。
その後数時間たっても燃え続けているので問題はないであろう。
母親は、「ウチには二人修理屋がいる」という。
一人は私で、機械類全般、電気関係全般(ただし、建物に手を加えることは除く)、そしてパソコン関係のものである。
もう一人は父親で、家の修繕全般(なんといっても本職の大工だし)、水回りのこと全般、植木類の世話全般である。
私は化石燃料系の臭いは耐えられるが、汚水関係は耐えられない。
父親はその真逆らしい。
私は、「いっそプロの修理屋さんやったら?」と真顔で言われることがあるが、それはできない。
プロと素人の間には大きな壁がある。それは、素人の場合は「とりあえず不便でも直ればいい」ですむが、プロの場合は「きちんとした修理」に加え「社会的責任」が伴ってくる。
それに、バイクの場合を例に挙げると、私の場合かなりの試運転をしないと「もう安心だ」ということができない。プロはそんなことするまでもなく、しっかりした仕事ができる。
ここには非常に大きな「経験の差」があり、それで生計を立てることを決意しないと越えられない壁だと思っている。

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1Fの石油ファンヒーターが火がついてもすぐに消えてしまうとの事。
私は寝ぼけた頭で、「燃料の詰まりじゃないの?」といい、実際に調べてみると、
燃料タンクと本体の間にあるフィルターが真っ黒いものでいっぱいだった。
これは、長年使っているとわずかずつではあるが燃料タンクのサビが微量に混入するのと、石油の不純物が徐々にたまって塊みたいになってしまい、それが燃料の流れを妨げるのである。
で、さっそくこれを取り除いてみたところ、さっきよりは燃えるようにはなったが、一分程度でやはり消えてしまう。
そうなると、空気取り入れ口かとおもって、清掃してみたが、そもそもそこはほとんど汚れていなかった。
そうなると、ヒーター内部の燃料噴射系とかそういうところの詰まりか、寿命による故障かということになる。
取扱説明書を見てみたが、「販売店に相談してください」とある。
こういうのは無理に分解してごみをとっても、不完全な修理をしてしまうと大惨事を招く。
それなら、専門家に相談するか、いっそ買い換えるほうがいい。
でも、最後の手段が一つだけ残されていた。
それはヒーターを斜め45度まで傾けてひたすら揺さぶりまくることである。
なんだか、昔のテレビの「たたけば直る」に近いが、原理的には同じである。
もちろん、これが対症療法でしかないことも同じではあるが。
これによって内部の燃料詰まりが取れる可能性は十分にある。
2~3分揺さぶってから再度燃料タンクをセットして電源を入れたら、見事に直った。
その後数時間たっても燃え続けているので問題はないであろう。
母親は、「ウチには二人修理屋がいる」という。
一人は私で、機械類全般、電気関係全般(ただし、建物に手を加えることは除く)、そしてパソコン関係のものである。
もう一人は父親で、家の修繕全般(なんといっても本職の大工だし)、水回りのこと全般、植木類の世話全般である。
私は化石燃料系の臭いは耐えられるが、汚水関係は耐えられない。
父親はその真逆らしい。
私は、「いっそプロの修理屋さんやったら?」と真顔で言われることがあるが、それはできない。
プロと素人の間には大きな壁がある。それは、素人の場合は「とりあえず不便でも直ればいい」ですむが、プロの場合は「きちんとした修理」に加え「社会的責任」が伴ってくる。
それに、バイクの場合を例に挙げると、私の場合かなりの試運転をしないと「もう安心だ」ということができない。プロはそんなことするまでもなく、しっかりした仕事ができる。
ここには非常に大きな「経験の差」があり、それで生計を立てることを決意しないと越えられない壁だと思っている。
大塚行政書士事務所 http://gyousei.ohtsuka-office.jp/index.html

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