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定時総会の後で

昨日、新潟県行政書士会三条支部の定時総会が三条市の某所で行われた。

そこでの内容は(以下略)

その後は懇親会である。
何度も書いていることだが、私はアルコール類がまるでダメで、いつもウーロン茶などのソフトドリンクを飲んでいる。
今回はノンアルコールビールなどはなく、ウーロン茶とオレンジジュースだった。

以前(行政書士になる前)はこういう「酒の席」が苦手だった。
もっとも、今だって「得意」ではないが。
こういう風に変わったのは、「周りが酒を強要してこなくなったから」だと思っていたのだが、昨日それだけではないとはじめて気がついた。

今の懇親会でも私に酒を勧めてくる人はいるが、すべて断っている。その相手の顔は「残念そう」に見える。
相手からすれば、「楽しいこと」をあなた(私のこと)と共有したいのに残念だ…ということなのだろう。

一般に、アルコール類は、飲み始めは気持ちよくなり、さらに飲むと気持ち悪くなり、もっと飲むと分け分からなくなるという感じなのだろう。

この「気持ちよくなる」から「気持ち悪くなる」の幅が広い人はアルコールをより楽しめることになる。
ところが私をはじめ、下戸の人間はこの幅が極めて狭いか、まったくないということである。
私に関して言えばまったくない。

以前所属していた会社などでの飲み会で酒を断ると、相手はとたんに嫌な顔をしていた。
アルコールハラスメントを行う者の常套句「俺の酒がのめねーのか!」って言葉。この裏には「俺の言うことが聞けねーのか!」という意識が入っているのではないのか。今回このことについて気がついた。

そう考えると、急性アルコール中毒や酔払い運転の厳罰化にもかかわらずいまだにこんなこという人間が後を絶たないことがものすごく納得できる。

私個人で言えば、以前は酒を断った際に相手が小声で脅迫じみたことを耳元で囁くことがたびたびあった。
これは、周りの喧騒でかき消されて第三者には聞こえない。内容は、いい年こいて高校生の上下関係のレベルから抜け出せないようなことばかりである。それが単に「仕事」という外見を取って、些細な揚げ足取りをしているだけである。20代から50代後半まで同じようなことを私にする。彼らに社会人として、人間としての成長があるとは思えない。

相手からすれば私が酒を断るのは自分に対する許されざる「反抗」であり、脅迫はそれに対する正当な「制裁」なのだろう。


だが、行政書士になってからはそんなことがまったくなくなった。
行政書士は上は75歳過ぎの人もいる。下はもしかすると20代がいるかもしれない。中学・高校までは1歳違っても先輩後輩という関係に縛られる。でも、今の世界は生まれた時が半世紀はなれていることがあってもそんなことには縛られない。

恫喝や差別もない。あるのは本当の意味で仕事に関することについての前向きな議論と、世間話である。

今回の懇親会で一番の収穫はこのことに気がついたことである。
ここまで来れたのは自分の力もあるが、周囲の力と理解と運の賜物だったと思う。


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アトレー7マフラー届く

先ほど先日ネットオークションで落札した、アトレー7のマフラーが届いた。

出品者の方が、非常に早く対応していただいたおかげで落札から36時間以内で、連絡→住所交換→送金→発送がすべて完了した。

この車種のマフラー(アトレー7のOEMであるトヨタ・スパーキーを含む)はなかなかオークションに出てこない。
そもそもこれらの車種は結構製造台数が少ないらしい。普通のアトレー(軽自動車)ならものすごい数がでているのだが…。
さらに、この車種は社外(自動車製造メーカー以外から販売されているもの)マフラーが少ないので、ノーマル(純正)マフラーと交換して、あまったノーマルを売ってしまおうという人も少ないと思われる。

品物の状態だが、このまま取り付けても問題なく使うことができそうである。ただ、狭義のマフラー(消音機)部分が相応に錆びているので(少なくとも純正マフラーならどんな車でもそうなる)この辺は銀の耐熱塗料を吹いておこうと思う。

今現在、折れたのを無理やりつなげたことに比べればこれくらいの作業はどうということはない。

このマフラーは車両型式S221E用(トヨタ・スパーキー2WD仕様)として出ていたが、構造上私のS231G(ダイハツ・アトレー7 4WD仕様)と変わらないはずである。フロント(前輪)側の部品だったら互換性がなかったかもしれない。


よくこれだけのものを「入札件数1」で落札できたと思う。以前に出てきた車外品マフラーなんてあっという間に2万円を超えて入札件数が20を超えたのに。


ただ、輸送費に関してはそれなりにかかった。なにせ、通常の160サイズとか170サイズとかでは収まらない代物で、
長さだけでも160cmを超えていた。サイズ制でいうなら200サイズとかになっていたと思う。
なので重量制の30kg以下という扱いで送られてきた。

ためしにこの箱の脇に寝っころがってみたら明らかに私の身長以上あり、かなり無理すればこの箱の中に入れそうな気がした。

あとは「取り付け」という問題があるが…。車検までに取り付ければいいので、そのときまでに自力で取り付けるか、自動車修理工場等に取付けを依頼するか検討することにする。

検討するのは後でもできるが、このマフラーに関してはいつ出てくるか分からない。チャンスがあるときはきっちりと手にしておくべきだと思う。


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今年度初の研修会

先週の金曜日に、今年度初の研修会に出席してきた。

今まで参加したほとんどの研修会は「新潟県行政書士会」主催のものである。
今回は、○○協議会といって、各専門に分かれたグループで設置された会の研修であった。

普段は「行政書士会」か「支部」の名で案内がくるのだが、今回はメールで来たので少し戸惑った。

内容は一つは「特殊車両通行許可申請」に関するもので、もう一つは「新公益法人団体移行」についてのものだった。

前者は、工事などのために分解できない大きなもの(電柱とか建設機械とか)を運ぶ際に一定の大きさ、重さを超えると許可が必要であるので、その件についてである。
有名なのは警察に届け出る「荷台の1.1倍を越える長さの物を積む場合は、積荷の後ろに赤い布をつけなければならない」(自動車学校の教本にも載っている)であるが、そのほかにも二つの法律があってこれの許認可がオンラインでできるのでこれを実演するというものである。

後者は、今まで公益に資する団体として主務官庁の監督を受けることで存続していた「社団法人」「財団法人」が、
本当に公益に資する団体なのかを細かくチェックされるシステムに移行するので、それに関することである。

これをクリアできれば「公益社団法人」「公益財団法人」と名乗ることができ、税制上の優遇を受けられるなどの得点がある。一方クリアできなければ(あるいは、はじめからクリアするつもりがなければ)「一般社団法人」「一般財団法人」となり、税制は一般の会社と同じようになる。

要件はいくつかあり、団体が集めたお金の50%以上を公益のために使うことなどいくつかある。

前者の実演は、国の管轄する道路(国道など)はオンラインでできるが、市道を通るとかとなるとそうは行かないなど結構面倒なことがあった。また、書類はほとんどパソコン上で作成できるが、そのためのソフトウェアのユーザインタフェイスが悪いうえに、動作も遅いし、作成中に出てくる地図も5年位前のネット上の無料地図並に操作性が悪い。

時間が押しているときにこれを実演してくださった先生には本当に頭が下がる。
最後は駆け足状態で電子認証で送信…する寸前まで(本当に送信するわけには行かない)で説明が終了した。


後者はパソコンを使わずに手元のレジュメで話が進められたが、「○○活動」は公益活動に含まれるのかなどの切り分けが難しいとか、この種の団体は無償ボランティア活動で進められていることも多いので、これについては県最低賃金で対価を支払ったとみなすことができるなどの説明があった。

この後、懇親会があった。
ここもありがたいことにノンアルコールビールやノンアルコールカクテルがあり、「まずはウーロン茶」をしないですんだ。

私のことは、「研修会によく来る人」として知られつつあるようで、「名前は分からないが、コイツ前にも見たぞ」って感じらしい。私の場合、研修会の場では多くの場合中央やや前方(前に身長が高い人に座られると前が見えなくなる。前過ぎると視線を上げ気味にしなければならないので疲れる)に座ることが多いので、それよりも後ろに座る人や講師の先生からは私のことが見えやすいようである。

今回、結構な人数の人と名刺交換させていただいた。中には「めったにこういう場に来ない」という方のもあった。

この中でさまざまな意見を伺うことができた。これらの意見の中には方向性が180度違うものもあり、どちらかが私に近いというものもあれば、そのどちらにも当てはまらないというものもあった。
「どれが正解なのか」は正直言って分からない。 本人にとってそれがもっとも正しいと思われるのならそれが正解なのだろう。なにせ、各人とも人生観も環境も能力も違うんだから、「これが正解だ」と一つの方法を押し付けることが間違っている。

ある先生は、こういう会合の機会を持つことによって、孤独から癒される(行政書士の多くは個人事業主かつ、1人で事務所をしている)という意見を持っている。私としては、今の段階では基本的に1人、状況によっては誰かの意見を求める、または質問するという今の状況が心地よいと感じている。なにせ、開業前の状況が…だったから。
しかし、今後何年かすれば同じような悩みを持つようになる可能性は大いにある。

ただ、今の私で感じるのは似たようなことをしている他人と交流を持つことで自分が「独善に陥る」ことを防ぐことができるのではないかと思う。一見正反対の意見を示されて自分はどう思うか?どうすればいいか?と悩む。
でも、こういう悩みは決して悪いものではない。大いに悩んで、(本来の意味での)自己責任において行動すればいいのである。

また、私がこれから取ろうとしている資格での兼業をされている先生とも結構長くお話させていただいた。
この件については、(この資格を取ることができればだが)将来的に方向性について強く悩むことになるだろうと思う。

私が行政書士になってからのこの種の集まりは、それ以前と比べてはるかに内容が濃く、それゆえにそこからいろいろ吸収しようとすると、私の能力では猛烈に頭を使う。なので、帰ったらすぐに深い眠りに落ちた。眠りは思考を整理する働きがあるという。今回の件、果たしてうまく整理できただろうか?


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弥彦神社にて

昨日、弥彦神社に参拝に行ってきた。

実は今年になってから弥彦神社は初めてである。
最近、仕事のほうでいいことあったので、それで「お礼参り&更なるお願い」というわけであった。

これは人の感性によってさまざまなのだろうが、私はこの場所が一番落ち着く。

自然の多いところなら(新潟県ならなおのこと)いくらでもある。神社だってたくさんある。
両方兼ね備えているところだってたくさんある。

しかし、どういうわけか私にとって一番ここが落ち着く。夏は暑すぎと感じたことがないし、冬は寒すぎと感じたことがない。(経験上精神的に安定していると、気温の割には暑すぎor寒すぎというのは感じにくい)


弥彦神社20100404__2   弥彦神社20100404__1



写真左:参拝客が途切れた瞬間撮ってみた弥彦神社 かなり暗い写真になってしまった。
写真右:本殿の右側に集められた白いもの。これは実は雪である。雪がたくさん降ったときに集められそうなところに集めるので、2週間くらいたってもとけないことがざらにある。



ただし、今回は「ちょっと待て!」と思うことがあった。
弥彦神社の昔からある駐車場(みやげ物店などが連なっているところ)のところに車を停めてきたのだが、
その駐車場の中に「駐車禁止区間」に停めている車がいた。まぁ、それだけで実質的な実害がなければ「ただのマナーの悪い人」であるのだが…。
問題は、その締め切られた空間に犬が1頭いたことである。
飼い主がちょっとトイレ…で車を停めたのならまだいい。犬のほうは衰弱はしていないが、不安そうにほえていた。
私が参拝から戻ってきたときも相変わらず状況は変わらず犬はほえ続けていた。不安そうな顔をしたまま。

私は16年共にした犬を6年前に亡くしたので犬の表情というのが結構読み取れる。

本当に安心していれば、車の中で寝てるだろうし、脱水症状を起こしていればぐったりする。
別に境内は犬禁止というわけでもないし、一緒に行ってもよかったのではないか。
やむなく車に乗せたままにするのであれば、犬が逃げない程度に窓を開けておくべきである。

その車のそばにタクシーの停車場があったので、そこに停めている運転手さんがさすがに心配そうに見ていた。

この飼い主は、自分(たち)の幸福を願って神様に願掛けに行ったのだろう。愛犬を放置して。
ちなみに、私が戻ってきたときに車内温度計を見てみたら30度くらいを指していた。

こういう連中が、こういう行動の延長でわが子を車に放置し熱中症で死なせてしまうんじゃないか。
そう考えたら、さっきおみくじで「大吉」引いてきたのに、嫌な気分になった。


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人生いろいろ(超長文注意)

昨日、懇意にさせていただいている先生方から飲みに誘われて飲みに行った。
メンバーは私を入れると3人(行政書士2人、司法書士1人)である。

で、私はこのブログでも再三書いている通り、アルコール類がまったくダメである。
もちろんこの辺は了解済みで、この先生方はそんな私に無理に飲酒させるようなことはしない。
代わりに「車で送り迎えしてほしい」ということであった。

世の中には、本当に「酒=毒物」といっても過言でないような人も少なからずいるのに、それを「ちょっとだけならいいだろ?」「俺の酒が飲めねーのか!」といまだに強要する人間もやはり少なからずいる。
急性アルコール中毒とか、飲酒運転厳罰化の話はたくさん聞いているはずなのに、それをやめないというのはそもそもまともな人間のすることではない。

そうではなく、下戸な人間に運転手役をやってもらうとかいくらでも賢い使い方があるであろう。
そうすれば、酒好きな人は思いっきり酒を楽しめるし、下戸は酒を勧められ(あるいは強要され)ることもない。

そんなもんで、当初はこの日のブログの題名を「超下戸の人のうまい活用方法」とする予定であった。

しかし飲み会が終わってみると、そんなのでは収まらないような充実した内容になったので題名を変更することにした。

まず、この飲み会の言いだしっぺ(だと思う)の行政書士の先生のところに車で伺った。
実は私が今受けている仕事の件で判らない部分があったので、それを教えてもらってからその後で一緒に行こうということであった。

私が先生の事務所につくと、先生は接客をされていた。なので私は事務所の別なところでしばらく待つことにした。
後で分かったのだが、このお客さんは「飛び込み」のお客さんで、私が到着する5分ほど前に来ていたそうである。
結果論だが、もし私が早く来てしまっていたら最悪、先生のビジネスチャンスをつぶしかねなかったということになる。

で、待つこと十数分、話のほうはいい方向に進んだようで、そのお客さんは帰っていった。
その次に私の番であるが、「こんな手段もあるのか」という方法と、そのための書類を頂いた。
実は今回の相談は許認可・届けそのものではなく、それをするための情報収集に必要な書面に関する事であった。

もともと、この件は近所の人が「○○届け」についてやってくれと来た件で、私はその「○○届け」に関して初めて聞いて(なので、問い合わせが来たとき即座にネットで検索した)、ネット以外にもこの先生に伺ったりして事を進めていたのだが、状況によっては前のブログに書いた「業際問題」になる可能性があるのでその辺も含めて慎重に進めていたことであった。

士業は紙切れ数枚の世界の問題を扱うことが多い。しかし、この「紙切れ」がないと何もできないことはいくらでもある。そして、その「紙切れ」を作成するための情報を収集するための「紙切れ」も役所から取ったり(本人の委任状が必要なケースが多い)この「紙切れ」を自ら現地調査して書かなければならないこともある。

職務上、どういう情報を知るためにどういう書面が必要なのかを知らなければならないし、そもそもそのような書面が存在することを知らなければどうしようもないケースもある。分からないものは当然調べるのだが、ネットで検索するにしても自分がまったくその存在を「知らない」ものを検索することはできない。

今回だって、電話で「○○届け」について聞かれて、初めてその存在を知ってそれからネットで検索したから(それにより依頼人が持っている情報よりも多くのものを)私が知ることができたのであって、そうでなければ知ることすらできなかった。

なお、この件について先生は「○○届け」申請に必要な書面、「○○届け」に記載する事項を調査するための書面とその委任状の3通を事前に用意してくださっていた。

時間が押してきているので、先生と一緒に車に乗って出ることにした。司法書士の先生は何らかの形で現地に来ているであろうとのことであった。

現地(飲み会会場)についてから数分後に司法書士の先生も到着した。仕事が終わってそのままここに来たそうである。

もともと飲み会の話なのに、そこにたどり着くまでものすごく長くなってしまった。

このお店はありがたいことに、アルコール類が飲めない(体質的に受け付けない、もしくはあとで運転しなければならない)人にとっても品揃えが充実していた。ノンアルコールビールはもちろん、以前私が思ったことがある「ノンアルコールカクテルってないかな~」が現実にあった。正直これには驚いた。あと、これで各地の銘酒の「ノンアルコール日本酒」なんてあれば飲み比べできて楽しそうである。

出てきた2人分の普通のビールもノンアルコールビールもコップに注いでしまえば見た目では判断できない。
なので、アルコール類を飲める人も飲めない人も同じような感覚で「飲み」を楽しめる。

もっともこのメンバーであれば、私がウーロン茶であっても別に問題なく楽しめるに違いない。
そもそも、個人差のある「アルコール分解能力」によって人間関係に垣根ができること自体がおかしい。
というか、そんなもので垣根ができる人間関係などその程度である。

ちなみにこの3人とも30代で、初めて会ってから1年程度である。
このメンバーならいちいちアルコールの助けを借りなくても(言い方を変えれば、「アルコールを言い訳にしなくても」)本音を言うことができるであろう。

この辺からタイトル「人生いろいろ」に入っていくことにする。(さまざまな事情があるので、この辺から表現をかなりぼかすことにする)

私以外の2人は既婚者である。行政書士の先生のほうは父親も行政書士であり「事務所を継ぐ」形になる。
司法書士の先生は「コネなし・実務経験なし」からの開業であった。
どちらも前職は士業とはまったく関係ない仕事をしており、この点は私と共通している。

ただし、前職に対しての思いはこの両者は正反対で、一方は私と同じ「脱出組」である。もう一方は前職が好きであったという。

別な切り口から見ると、この2人の共通点は「デキる先生」であり私は「そうではない」ということである。
それでも、今回みたいに「あえて私に」依頼してくれるお客さんもいる。不思議でしょうがないのだが、大変ありがたいことである。

もう1つの共通点しては、2人ともこのブログをよく見てくださっているということである。
(アクセスログの常連である)
さらに、今回判明したのは行政書士の先生の事務所のほかの人(先生、補助者、事務員)も見てくださっているということであった。

こんな起承転結無視の長文垂れ流しのブログなんて…と正直思っていたのだが、内容があることと、見ていて意外な発見があるということであった。(先生曰く、「短文の、今日○○を食べた…とかの食事の話なんてどうでもいいわ」とのこと)

一番の発見は「ハチやカメムシをブレーキクリーナーで瞬殺できる」という話だったそうである。(なお、
ゴキブリに対しても絶大な威力を発揮するそうだが、家にゴキブリが出たことがないので試したことがない)

これについては私は偶然それを見つけたのではなく、ちゃんと論理的な推測に基づいて行動して実際その通りになっているという点も評価されているようである。

このブログは起承転結をほとんど無視して、大体時系列にそって書くようにしている。
その上で「話題1」「話題2」…というような書き方をしている。

また、多くの場合は偶然ここにたどり着いた人でもなんとか理解できるように書くように努めている。
極端な話、60歳になって初めてインターネットに触れて、「遺言・相続」に関してネットで調べてみようとする人がいたとして、そういう人が見ても分かるように用語に解説を入れるように努めている。
そういう人がたまたま「バイオハザード4」(ゲームについて)のところを見てしまっても、多分一応分かるだろうという感じにしている。

ただし、長文が苦手な人には向かない。(ここまで読んでくださっている人は大丈夫だと思うけど…)
本当に私に文才があれば、短い文章でも分かりやすく書けるかもしれない。
なのでいろいろなことを広く伝えようとするとどうしても長文になってしまう。

ひとまずこのブログそのものに関しての話はこれくらいにする。

先生方の共通点・相違点の話に戻ることにする。

3人の共通点としては、皆将来に不安を感じているということ。そしてこれが重要なのだが、それについて社会や政治のせいにはしていない(少なくとも私にはそう感じる)ということである。

とりあえず「○○が悪い」と言っておけば、「何とかしよう」と思うことから開放される。つまり楽ができる。
しかし、これは根本的な問題解決にはならず、単に問題解決を先送りしたに過ぎない。

主にマスコミがこういう形で、分かりやすい「悪役」を民衆に提示するので、多くの人たちはそれに流されて、「○○が悪い」といい、それで「(自分の境遇には)納得しないが、(誰or何が悪いのかについて)納得する」という変な状態で思考が固定されてしまっている。マスコミはとりあえず「叩き」をやっていれば視聴率が稼げる。多くの人たちが「納得しないが納得する」状態で番組を見てくれるからである。

しかし、私たちはそうではない。「デキる先生」も「そうでないの」もこの先の道を模索している。
暗闇を照らす明かりを発する能力は違うが、でも明かりを発している。たとえるとそういうことである。


もう一つの3人の共通点は、2chやYoutube(ユーチューブ)を見ているということである。
ニコニコ動画については失念してしまった。

2人の先生に共通し、私だけが違うのが、既婚者・未婚者という点である。
ところで、メディアにはよく出てくる「婚活」「婚活女子」 でも、実生活でこの言葉を使っている人はまず見たことがない。
私はこの二つは大嫌いである。「金持ちの男性を「捕まえて」自分は専業主婦して、楽したい。男性の稼ぐ能力が低下したら、財産分与で金だけはしっかりとって別れてやる」という思想が見え見えだからである。

未婚者である私だって分かる。夫婦ってそういうものじゃないでしょう。苦楽をともにして、2人で積み上げていくものでしょう。1人が作り上げたものにただ乗りするようなのは違うでしょうと。

2人の先生の奥さんはそうした連中の対極にいる(そもそも、比較すること自体、先生方や先生方の奥様方に対して無礼なのだが)と、私はお話を伺って感じた。

また、これも共通意見だが、「夫婦は互いの欠けた部分を補うようにできている。」or「夫婦でいると本来の自分というものが徐々に出てくる」(この辺は記憶がうろ覚えで、どちらか一つ、または両方をいわれた気がする)とのことだった。

仮に前者だったとすると、私の配偶者となる女性に相当のハイスペックを求めなければならないことになる。
これは先にあげた「婚活女性」なみにずうずうしい要求になること確実だが、大丈夫だろうか?

仮に後者だったとすると、果たして自分はどう変わるのかと思う。

ここで結婚観・夫婦観から離れる。


これもまた3人の共通意見なのだが、先に書いたように士業は「紙切れ云々」の仕事である。
この点において、形が見える「モノを作る・モノを運ぶ・モノを廃棄する(取り壊す)」ということと違い、一般の人から評価されにくいということである。この点がなかなかつらいということ。

先ほどの「○○届け」を作成するとして、それ1枚作るのにはモノによっては膨大な資料ととりに行く手間がかかる。
しかし、「成果物」は「紙切れ1枚(または数枚)」である。これに対して相手に正当な対価を求め、それを理解してもらうことが非常に難しい。

一見簡単そうな書面ですら、一般の人にある程度書いてもらって、あとはこちらで…というのでも間違いだらけというのがざらにある。例えば車庫証明の図面でお客さんが書いたモノで訂正を加えないですんだものはほとんどなかった。
中には絶対これ目測で長さ書いただろうと思うのもある。

委任状書いてもらうときに自分が隣にいない状態できちんとしたものを書いてくれる人もあまり多くない。
委任状と「どうしても代理して書くことができない性質の書面」さえちゃんとしてもらえれば、あとは自分のほうで何とかなるのになぁ…と思うことがたくさんある。

「何とかする(できる)」点においてこの仕事に価値があるのだが、それを分かってくれる人はあまり多くない。


飲み会のほうは2時間ほどでお開きになった。
あとは、私が「運転手」をして2人を送り届けるだけである。
この車、身内以外の誰かを乗せたときに限って(補機の)ベルト鳴きがする。困ったものである。車検のときまで何とか持ってくれないものだろうか?

2人を送り届けて家に着いた時には10時になろうとしていた。
明日は別件と、今日教えていただいた件の仕事である。


(参考までに 飲みのときに聞かれたブログを書くのに要する時間について。
今回、このブログ史上最大の文章量でしたが、おおむね2時間半かかりました)



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プロフィール

大塚 義行

Author:大塚 義行
平成21年4月から新潟県田上町で行政書士として開業いたしました大塚義行と申します。
(行政書士登録番号09180501号)
これに加え、平成28年10月から同所で社会保険労務士としても開業いたしました。
(社会保険労務士登録番号15160011号)

昭和51年(1976年)7月24日生まれ。
平成11年(1999年)に地元の大学を卒業。

紆余曲折を経て現在に至ります。

メールアドレス gyousei_ohtsuka-office.jp
(社労士業務用)sr_ohtsuka-office.jp
(注:メールアドレス中の_を@と変えてください。スパムメール対策です。)

URL
http://gyousei.ohtsuka-office.jp/index.html
twitter
https://twitter.com/ohtsuka_office

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