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あ、間違えた…。

先ほどお風呂に入ってきた。
もちろんお風呂にはメガネ外して入るわけだが、この場合、裸眼視力が左右とも0.02しかないのでものの輪郭しか見えない。

シャンプーだと思って髪につけてあわ立ててみたら、なにか様子がおかしい。
この容器に5cmくらいの距離に近づいて文字を見ると…
「ボディーソープ」
と書いてあった。

髪の毛につけたボディーソープは徹底的に洗い流し、改めてシャンプーであると確認できた液体を使ってこれまた徹底的に髪を洗った。

ボディーソープを洗い流して、「どうせシャンプーみたいなもんだろ」ってやったらどうなっただろうか?

私は今のところ、髪の毛に関する諸々の心配はとりあえずはしなくてもいいのだが、
そうでないひとにとってはこういうのは痛恨のミスになりかねないことであると思う。

これはメガネというものが発明されている時代に生まれたことと、現段階で髪の毛に関する件について心配しなくてもよいことに感謝した1件であった。

大塚行政書士事務所 http://gyousei.ohtsuka-office.jp/index.html



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申請取次関係研修会

17日金曜日に東京で「申請取次関係研修会」を受けてきた。

何を取り次ぐかというと、外国人の日本への入国に際して必要なことを本人に代わって入国管理局などに対して行う申請を取り次ぐ。

本来は日本に入国する(した)外国人や、日本に住んでいる外国人が一度出国してまた日本に再入国するには本人が入国管理局に出頭して審査を受けなければならない。

しかし、これを完全に原則どおりに行うと入管はいつも混雑するし、外国人も困る。
そこで、一定の資格を持った弁護士・行政書士に「申請取次」の資格を与え、この者にその外国人に関する手続きをさせることにより、外国人本人の出頭を免除しようというのがこの制度の趣旨である。

「国際化社会」と言われて久しい。善良な外国人が日本に来てくれるのは観光業や技術発展のために大歓迎である。
しかし、悪事を企てるために入国をたくらむ外国人もいる。これは断固阻止しなければならない。

一般的になにかで利益を得ようとするのであれば、利益を得ようとする側から行動を起こすのが通常である。
だから、官公署に対して「税金や年金を滞納するとすぐにお役所が動くのに、年金をもらえるようになったときはなかなか年金事務所(旧・社会保険事務所)は動いてくれない」などと批判する人もいるが、上記原則から言うと筋違いである。

なので外国人が日本に入国しようとするときなども外国人のほうから積極的に行動しなければならない。
…が、この手続きは日本語が分かっている人間でも難しい。ましてや日本語がよく分からない外国人にとってはなおのこと難しい。そのことで善良な外国人が不利益を受けるのは人権問題といってもいい。

そこで申請取次の資格を持った者が必要とされてくる。

実際の講義の内容は非常に難解でここで書くと超長文になる。なので割愛させてもらう。

ちなみに、今回は受講者が700人近くおり、しかも北は北海道から南は沖縄まで文字通り全国の行政書士が受講しに来ていた。
通常はこの半分程度くらいだし、文字通り全国から集まってくることもない。なにも東京でしか講習をやっているわけではないからである。
こんな風になったのは、この行政書士連合会が行うこの研修会の方式に次回から変更がなされるからである。
ニュースでも何度も報じられているように、不法入国・滞在をし摘発される外国人、違法であることを知りながら関係書類を偽造するなどしてこれを幇助した申請取次資格者などの摘発が近年続発している。

そこで、次回の新規に申請取次者資格者になろうとする研修から研修の最後に試験を科すことにし、一定水準を満たせなかったものには修了書を出さないこととした。(つまり、不合格になると再度初めから受けなければならない)

だから今回の研修は「駆け込み」が多かったというわけである。
ちなみに私の場合は、去年の段階ではまだ開業から6ヶ月たっていなかったから受けなかった。特に開業直後はお金がかかるものである。新潟から東京までの交通費も結構馬鹿にならない。

今回受けることにしたのは、「駆け込み」というよりも、私のところにも申請取次の相談がきたことがあったからである。そのときのケースはすでに申請取次の資格を持つ先生を紹介した。

今回の研修は10:00~17:00までの長丁場であったが、覚えるべき内容が多すぎて個人的にはこれだけでは不足だと思う。この不足分は自ら補わなければならない。
知識が不十分なままこの業務を行うと、誤った処理をした際に、まっとうに生活している外国人の人生を狂わせ(本来日本で就職できるはずだったのに出来なくなる。日本人配偶者とその子どもに会えなくなるなど)また、悪質な外国人を入国させてしまうことにより、間接的に悪事に加担してしまうこともありうる。
特に後者の場合、「相手が嘘を付いているなんて知らなかった(だから自分は悪くない)」は通用しない。

前者の場合も後者の場合も、自分自身の問題だけではすまない。行政書士そのものの信頼を失墜させ、多くの人に迷惑をかける可能性が大いにある。

なので、この仕事をするに当たっては、十分な知識を持つこと。そして絶対に誘惑や脅迫に屈しないことが必要であると思う。


さて、今回この会場まで行くに当たっては、行きは新幹線で帰りは高速バスを使った。
高速バスにいたっては今回がはじめてである。

最近は便利になったもので、新幹線も高速バスもネット上で予約を行うことが出来る。クレジットカードを使うことが出来ればよりスムーズに行うことが出来る。
これに関する情報は検索エンジンで「新幹線 予約」「高速バス 予約」などで調べればすぐに得ることが出来るであろう。

新幹線のほうはネット上で予約を行い、一定の大きさ以上の駅の券売機で画面にタッチしたりクレジットカードを入れるだけで購入することが出来る。
高速バスのほうは、コンビニの端末で同様のことをして出てきた紙をレジに持っていけばあとは店員さんがチケットを出力してくれる。ちなみに新幹線のと同じクレジットカードを使って購入した。そのほうが金銭管理がやりやすいからである。
帰りに高速バスを選んだのは、単に「安いから」 行きは時間的にきついので新幹線にし、帰りは新幹線の倍以上の4時間半ほどかかるが、金額としては新幹線の特急料金相当を浮かせられるのでこちらにした。
新幹線は自由席だが、平日の朝から燕三条駅から乗車して終点の東京駅まで行くので、確実に席に座ることが出来る。いつかは「グリーン車でノートパソコンで仕事しながら移動」する必要のあるくらい忙しい人間になりたいものである。(ただ単に忙しいだけなのは御免だが)
いまはもちろんそんなことはないので自由席で十分である。

帰りの高速バスはもともと完全予約制で10日前に予約した際にはあと5席しか残っていなかった。
一般道の路線バスのようにつり革につかまって…などというのはありえない。だからこちらも必ず座ることが出来る。

新潟県人である私にとって東京の路線や駅構内はまさに迷路である。
研修の案内に乗り換えは書いてあったが、それでも不安になるくらい駅内が広い上に複雑だった。

今までやったゲームのマップやダンジョン(地下や塔等で迷路状のものをいう)はいまだにほとんど覚えているが東京の路線や駅構内の構造はとても覚えられそうにない。

実際に行ってみるとあっさりと目的地点を見つけられたが、ほとんど行ったことないところで時間ぎりぎりのスケジュールを組むのはいいこととはいえない。なので、余裕を持ってスケジュールを組んでいたが正解だったと思う。

池袋から19時発の高速バスに乗り、三条燕で降りたのは23時15分ごろであった。その後、燕三条駅に停めていたNS50Fに乗るまで10分以上歩き、家に着いたのは0時を過ぎてからであった。
(家から燕三条駅までは車ではなくバイクを使った。駐車料金を少し浮かせたかったのと、ちょうど車の車検の時期が来ていたからで、私が新潟にいない間に車検をしてもらった)
(なお「燕三条」と「三条燕」の二つの表記があるが、これは誤記ではない。「燕三条」表記なのは上越新幹線の駅とJR弥彦線の駅で、「三条燕」表記なのは北陸自動車道のICと高速バスのバス停名である。この地点は三条市と燕市の市境に近い)

今後は研修会終了時に交付された修了書などの書面をそろえて行政書士会に申請取次を行うための申請をすることになる。もちろんその間も、その後も勉強は欠かすことはできない。勉強が十分であると思えるようになってから業務用ページに申請取次のことを載せるつもりである。


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東京行ってきます

明日9月17日に行政書士の研修のために東京へ行ってきます。
研修の内容については後日詳細に書こうと思います。

5時に起き、行きが新幹線で帰りは高速バスで、家に着くと土曜日になっているというスケジュールです。

なので、明日はお電話やメールがありましても一切受けることが出来ません。
お電話に関しては、いつもと違う留守電メッセージがでるか、家族のものが出るので、
要件をお伝えください。
FAXに関しては受信そのものは可能です。
メールにつきましては後日お返事させていただきます。

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車庫証明について(その2)

先週車庫証明について書いた。今回も車庫証明について書こうと思う。

車庫証明に必要な書面の中に、「保管場所の所在図・配置図」というものがある。
保管場所というのは、車を普段駐車しておく場所のことである。
所在図というのは、その保管場所の実際の場所の周辺地図のこと。
配置図というのは、その保管場所に具体的にどのような形で保管(駐車)し、その場所が本当に
車の保管(駐車だけではなく、問題なく道路に出入りできるかどうかも含む)に適するかを
示したものを言う。

だからこそ、保管場所に面する道路の幅や保管場所の出入りできる幅を明確にしなければならない。
(この辺が多くの場合忘れられるか、測定をミスしているケースが多い)

たとえば、道路幅2m、保管場所の出入り口幅2mなんてところに全長8mの4tトラックが入るわけがない。

所在図のほうは、一応「周辺」が分かるように書いていればそれでよいとされる。
ただ、これも多くの場合本人(申請者)から見て「これなら分かるだろう」という感じの所在図しか
かかれていないケースがほとんどである。

私は以前までの職場で「○○まで行って来い」といわれて実際に行ってみてもなかなかたどり着けないことが多かった。
それは、教える側の考えで「これなら分かるだろう」で教える(それですらめんどくさがることも多かった)
で、これだけでは分からない場合にさらに聞くと切れられることが多く、結局最低限度の情報で行くしかなかった…という状況がほとんどだったからである。
現在ならネットの地図が充実し、かつ使いやすいので、その目的地の住所を入れて地図検索。場合によっては縮尺の違うものもいくつか持っていく。…ということができたのだろうが、当時はそれが出来ず、愛用の地図+分かりにくい位置情報で目的地まで向かうことになっていた。

さらに、意外と困るのが「○○に入ってから3本目の道路を左に」という説明の方法である。
これは左折しか出来ない交差点のみをカウントするのか、すべての交差点をカウントするのか分からない。
実際に、教える側も人によってばらばらである。

まだある。「白い大きな建物が見えたら左折」という説明をされた場合、10年前は確かに白かったが、
現在建物がなかったり、色が塗り替えられていたケースもあった。

これにより、相手方にたどり着くのに時間がかかって迷惑をかけたり、戻っても罵倒されることが少なくなく、大変つらかった。

だから、申請地が官公署や大手スーパーなど分かりやすい場所の近くにあるような場合は別として、そうでない場合は、相手(警察や交通安全協会の車庫証明担当者)がよほどの方向音痴でなければ初めてでも余裕でたどり着けるくらいの地図を用意する。縮尺の違うものを2~3枚用意することが多い。
さらに、その地図に現地調査の際に見てきた分かりやすい目印をあちこちに記入する。目印も昼間でないと分かりにくいもの、雪が積もっていると判別できないものなどがあるので、これらも配慮する。
例えば、「青い大きなスーパーの看板」もちょっと吹雪けば真っ白になって目印にならなくなる。

山中・農耕地帯などでは、鉄塔や自動販売機、ゴミ捨て場などが有効な目印となる。
冬季の農道は除雪されていないことが多いので(つまり通れない)必要ならその旨も書く。

前の車庫証明のところで書いたとおり、私は書面の枚数で報酬を増額することはないので、添付地図を増やしてもだれの負担も増えることがない。

こんなことをするのは、かつての私のようなしょうもないことで、ムダに苦労したり怒られてストレスをためるようなことを少しでも減らすことである。またこれは100%調査担当者のためにやっているわけでもない。
この社会の「馬鹿馬鹿しいこと」をほんのわずかのでもいいから減らしたいという思いがあるからである。

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プロフィール

大塚 義行

Author:大塚 義行
平成21年4月から新潟県田上町で行政書士として開業いたしました大塚義行と申します。
(行政書士登録番号09180501号)
これに加え、平成28年10月から同所で社会保険労務士としても開業いたしました。
(社会保険労務士登録番号15160011号)

昭和51年(1976年)7月24日生まれ。
平成11年(1999年)に地元の大学を卒業。

紆余曲折を経て現在に至ります。

メールアドレス gyousei_ohtsuka-office.jp
(社労士業務用)sr_ohtsuka-office.jp
(注:メールアドレス中の_を@と変えてください。スパムメール対策です。)

URL
http://gyousei.ohtsuka-office.jp/index.html
twitter
https://twitter.com/ohtsuka_office

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