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そうまでして…。

前回のブログで書いた、惑星探査機「あかつき」
金星周回軌道に入ることそのものには失敗したものの、金星とほぼ同一の軌道に乗っているそうである。
金星が太陽を10周する間に「あかつき」は11周することになっている。
このときに再度金星周回軌道に乗せるチャンスが来る。6年後の話である。

JAXAの記者会見をニコ動などで見たが、マスコミを通さない情報をネット経由で見ることが出来るということはすごく大切なことだと思う。

「あかつき」のメインスラスターノズル(メインの噴射装置)には、今まで使われてきたニオブ合金(元素記号nb貴金属らしい。融点が高い)に代ってセラミックが使われている。つまり「焼き物」である。
しかし焼き物は下手な金属よりもよほど熱に強い。その上軽い。ただし、衝撃に弱い。
この試みは世界初だそうである。

で、マスコミは妙に失敗の原因をこの「セラミックノズル」のせいではないかとか、(それを前提に)調べたのかとか、同じようなことを10回以上、この「失敗」で焦燥し疲弊している「あかつき」のプロジェクトマネージャーにぶつけまくっていた。
JAXA自身も「あかつき」のログのようなものを取得し終えたものの分析はほとんどできていない状況なのに、こんなことを聞いていったいどうするんだろうか。

本来、こういう衛星(試験衛星)は二機同時上げが原則で、壊れたら原因突き止めてまた上げよう…とするのが原則である。
1960年代にソ連が「ベネラ」という金星探査機を上げまくって16号で成功した。この成功というのは金星周回軌道に投入できたという意味である。最後は金星に突入して硫酸の海に溶けながら観測を続けていった。
こんなことが出来るのはアメリカとの東西冷戦のさなかで、資金が湯水のように使えたからである。

ここのことを知らないのか意図的になのか、それこそ知らないが、マスコミは1960年代にソ連が…とだけいう。
私の書いていることが本当かどうかはここ(ブログ)を読むことが出来るのであればすぐに調べることが出来ると思う。

その次の日の夜のラジオでは専門家に今回の「失敗」の件について「マスコミの喜びそうな意見」を引き出そうとしたが、「失敗学」の著者は、「失敗には許されるものと許されないものがあるが、これは許される失敗である。なぜなら、未知の領域に挑戦しているんだから何があってもおかしくない。これを必要以上に叩いてつぶすようなことがあれば、それこそ人類にとっての損失だ」と、「空気を読まない」発言をしてくれた(笑)

その1週間後に6月にオーストラリアにカプセルを送り届けて自身は流れ星となって消えた、惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネージャー 川口淳一郎 著の「はやぶさ、そうまでして君は」という本が出ていることを知り、早速アマゾンで購入した。





こういう本は興味を持ったら、ぜひ新品で買って欲しい。それはこうした人たちを応援しているという意思表示になる。

一方アレな会社経営者などの書いた本など「晒し」目的で買う本は古本で十分である。
(「アレ」の意味についてはご想像にお任せする。またそうした人の印税を増やすつもりはないし、出版数も同様である)
実際そのネタでブログを書いたこともある。

実は、私は「天体・天文」は苦手で、小学生の理科の分野で唯一苦手だったのがこれだった。
じゃぁ、なんでこんなことをたびたび書くのかというと、「機械好き」なのと、このような形でこの国を明るくする行為について賛同の意を示すためである。

実際「はやぶさ、そうまでして君は」ではこういった「ネットの声がずいぶんと励みになった」という記述がある。はやぶさの帰還を生中継したのは日本ではネットのストリーミング配信だけであったという事実も改めて付け加えておきたい。

6年後どうなるか分からない。「あかつき」の搭載機器が持たないかもしれない。でも、「どのように壊れていったか」というデータも貴重なものである。なにも「うまく行った」モノだけが価値あるモノであるというわけではない。

実は「あかつき」が持つかどうかよりも心配なことがある。それは「あかつき」を管制する地上のほうが持つかどうかである。
こっちのほうはデータとっても価値はない。なので、こういう状況は速やかに解決されるべきである。
このブログと、この本の購入がそのための一助となればと思う。

そういえば、「はやぶさ」以降、この種の失敗に対して政治やマスコミ方面からのバッシングがかなり減ったように思う。(というか、それまでがひどすぎた)
「はやぶさ」を機に国民がこういう情報を積極的に入手し、解釈し、表明するようになり、「今までの方法」が通用しなくなってきているように思う。

大塚行政書士事務所 http://gyousei.ohtsuka-office.jp/index.html



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惑星探査機「あかつき」と…。

火星近傍の小惑星「イトカワ」から帰還した惑星探査機「はやぶさ」

この2ヶ月ほどあとに金星探査機「あかつき」「イカロス」などがH2Aロケットで打ち上げられた。
(このほかに数機の民間製の小型衛星が相乗りしていた)

「あかつき」はこの後数ヶ月かけて金星の近傍まで来て、それから金星周回軌道に乗るためのスラスター(ロケットのようなもの)の噴射を行う手はずになっていた。
(地球の周りを回る人工衛星のような状態を金星でもやろうとしているということである)

この噴射が行われたのは昨日(7日)の午前8時。予定通り行けば10時ごろには周回軌道に乗るはずだったのに、乗らなかったようである。

この件についての記者会見がこの衛星を製作、打ち上げしたJAXA(航空宇宙機構)が記者会見を行い、
これがニコニコ生放送(略して「ニコ生」ニコニコ動画を利用した生中継)で流れた。
私はこれを見ることが出来なかったが、某ネット掲示板の専門板の書き込みによると。

正確なところは分からない。夜が明けないと噴射のときに何があったのか分からない。
軌道修正できるとして、やるとしたら8日いっぱいしかチャンスがない。
そして、
ニコ生記者や専門板の人間が記者会見で理解できるくらい説明を丁寧にやってくれたのに、
一般のマスコミが不勉強で無礼であった。

私には一番下だけが「ああ、いつものことか」としか思えなかった。
多分、8日の朝刊ではこの探査機のことをさぞかし大きく取り上げるだろうと思う。
「はやぶさ」帰還のときよりもきっと大きい。

軌道修正不可、ミッション終了という最悪の状況だったらもっと大きな扱いを今後されるだろう。
逆に、実はたいした問題じゃなかったとか、何とか修正できたとかだったら、扱いが小さくなるかなくなると思う。

取材する側はろくに勉強していないんじゃないか。「失敗」(不具合も含む)と断じるのは不勉強でも出来る。
でも、「わからない」と書くほうが実は難しい。わからない理由を書かなければならないから。

不勉強のくせに口を(場合によっては手も)出して迷惑をかける。これはやってはいけないことである。
ここからちょっと士業ブログらしいことを書こうと思う。

前に私のところに、他士業の人が「行政書士では出来ないがその士業でなら出来る」ことに不慣れで
それでもやっちゃったせいで凄くつらい思いをしたという人が「その後の手続き」について相談してきたことがある。
実は「その後の手続き」は数年前から行政書士でも業としてできるようになった。
行政機関が絡む話で「”行政”書士」とつくからこの人なら知っているのではないのかということで電話されてきたとのことであった。

私はまず、他士業の人が「行政書士では出来ないがその士業でなら出来る」事について、自分が出来ない・わからないことであれば素直にその旨を話すべきであると思う。私もこの士業はじめてから知ったことだが、この「他士業」で実際にこれを滞りなく出来る人はあまり多くないらしい。一般常識ではこの士業の人はこれをバリバリやっているイメージがある。…という旨を話した。そして、わからない・出来ないのであれば、その旨を私が言ったようなことを話してほかの先生を紹介するか、所属の士業の会を通じて紹介してもらうようにすべきであったという旨も話した。

さらに、「この手続き」を行政書士も出来るということを知ったきっかけは、以前私が「この手続き」に関する研修を受けて、その感想をこのブログに書いた。それが検索に引っかかったというものであった。

結局、私はその人に県行政書士会の電話番号を知らせて、そこで紹介してもらうということにした。
しかし、行政書士の中でもこれが出来る人がどれくらいいるのか未知数である。
行政書士でダメなら、その他士業の所属会に同様のことをして、それがちゃんとできる人を紹介してもらう
という手もあることも申し添えておいた。

あとで県会に聞いてみたところ、会のほうでふさわしい行政書士を見つけてくれたそうである。

私は「この手続き」のことは一応勉強したつもりである。しかし不勉強なことには変わりない。でも、その事実を自覚している。ゆえに横柄にもならないし、なりようもない。
不勉強を隠し、ムダに肥大したプライドを持って行動すると、必ず誰かしらに迷惑がかかる。
JAXA会見の大手新聞記者と同じである。

でも、実際に経験してみなければ分からないというものもある。
これが士業の難しいところである。わかるひとに仕事を紹介するか、自分でそれをするかを決断するポイントが難しい。

いま、12月8日の午前1時半。朝刊はどうなっているだろうか?

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最近の車がらみのこと

先日、三条市から田上町へ行くときにヘンな車を見つけた。

信号が青になってもなかなか発進しない、妙に蛇行しまくる。常に左側の線のすぐそばを走り続けるようなのはたびたび見かけるが、舗装路を逸脱しそうになったりとか、対向車が近いのにセンターラインをまたいだりするようなのは数年に一度くらいしか見ない。

もみじマークつきの車で、左よりとか速度が遅すぎるとか、ウインカー忘れとかはしばしば見かけるが、
こんなレベルを超えた危険度であった。

この車の後ろについたのは午後3時くらいの話である。
後ろから見た感じ、身長は低く(軽自動車でヘッドレストよりも頭が低い)高齢者か女性と思われた。

この時間は小学校の低学年の子が帰宅する時間なので、もしこの区間に学校があるところがあったらかなり危険だったと思う。幸いにも、学校がある区間に入る前に曲がってくれたが…。
正直言って携帯電話で110番しようかかなり迷った。学校がある区間に入るのなら多分通報していたと思う。

信号待ちではハンドルに突っ伏していて、青になっても発進しない。仕方ないのでパッシングで知らせてようやく発進する。(私はこういうときでもクラクションは使わない)
発進したら、左右にふらふらする。

曲がった瞬間に運転手の顔が見えた。25~30歳代の女性であった。


今日、タイヤ交換を行った。日記を見てみたら1年前の今頃も同じようなことを書いていた。
このときにマフラーの異常(パイプ断裂)を知ったのだった。いまは車検時に4月にヤフオクで手に入れて耐熱塗料で塗装したマフラーがついている。
…が、つけてから2ヶ月くらいしか経っていないのに、結構耐熱塗料が落ちていた。

タイヤ交換のあとにガソリンスタンドに行き、ついでに空気を入れてもらった。
平日の昼間に自由に使える時間が出来、それを有効活用すれば、私も楽だしスタンドの人も仕事が集中せずに楽できる。(忙しすぎるのがつらいのは当然だが、ヒマなのも結構つらい)

去年の日記で書いたので詳細は省略するが、突然雪が降ってあわててタイヤ交換をしてもらうためにスタンドに駆け込むのはよろしくない。早めに自分でやるか、早めにスタンドでやってもらったほうがいい。

休日に時間さえ取れれば車載工具だけでゆっくりやっても1時間あれば余裕だし、慣れれば30分かからない。
でも、出来そうにないのに無理にするくらいならプロに任せたほうが安全だと思う。
突然の雪→スタンドに行列…というのも迷惑だが、不完全なタイヤ交換作業→走行中にタイヤ脱落で事故…というのも迷惑である。

明日からまた天気が悪くなるようである。なので、晴れている日にたまたま時間が空いたのは幸運だったと思う。


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プロフィール

大塚 義行

Author:大塚 義行
平成21年4月から新潟県田上町で行政書士として開業いたしました大塚義行と申します。
(行政書士登録番号09180501号)
これに加え、平成28年10月から同所で社会保険労務士としても開業いたしました。
(社会保険労務士登録番号15160011号)

現在43歳 性別 男 身長156cm、体重54kgくらい。

昭和51年(1976年)7月24日生まれ。
平成11年(1999年)に地元の大学を卒業。

紆余曲折を経て現在に至ります。

メールアドレス gyousei_ohtsuka-office.jp
(社労士業務用)sr_ohtsuka-office.jp
(注:メールアドレス中の_を@と変えてください。スパムメール対策です。)

URL
http://gyousei.ohtsuka-office.jp/index.html
twitter
https://twitter.com/ohtsuka_office

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