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賀詞交換会(飲み会)

講演会のあとは部屋を変えて、賀詞交換会(ようするに「飲み会」)である。

私は例によってアルコール類がまったくダメなので、ウーロン茶とか麦茶である。
ここには以前から知り合いの方が何人もいらっしゃって、私が初めて会う経営者さん・議員さんなどに「この人(私のこと)なら大丈夫だ。保障する」と言ってもらいつつ紹介してもらうことができた。

名刺交換してみると、「あの会社の社長さんか」とか「あの銀行の支店長さんか」などの発見がたくさんあった。
ただ、相変わらず「行政書士って何する人?」と言われた。この職の役割がリーダー層の方ですらよく知られていないのが現状で、かなり複雑な気持ちになったが、考え方を変えるとより自分を積極的にアピールするチャンスでもある。

若手の経営者・次期経営者の方も結構たくさん出席されていた。こうした方が元気でいるというのは、
地域産業の発展につながるし、地域の雇用安定にもつながる。ひいては少子高齢化問題の解決にもつながるだろう。
地元に産業がない→東京などに職を求めて出て行く→恒例のお盆・年末の交通ラッシュ
三番目に挙げたものはそれを見るといつもこの矢印の逆をたどって一番最初の問題を想起してしまうからである。

いろいろな経営者とお話させていただいて気がついたのは、おそらくインターネット使っていないだろうなと思われるような年齢の方でも、マスコミが流布している「ネガティブ思考」に振り回されていないということである。

例えば、GDP2位の座を十数年ぶりに中国へ明け渡すことになってしまったという話がある。
日本は当時の西ドイツを抜いて、アメリカに次いで2位の状態がずっと続いてきた。

でも中国って人口15億いるわけで、人口比を考えると別に抜かれてもおかしくない。
別に気にする必要はないと思う。むしろ、一人当たり生産額で見たほうがフェアだと思う。
(もっとも、この数値OECD加盟国で見ると大変悪いのだが…)

「マスコミは、日本(人)にとっていいニュースはあまり積極的に伝えない。悪いニュースは大々的に伝える」
このことを少なくない経営者の方が知っておられた。これは大きな発見だと思う。

ちなみに、この賀詞交換会中に衛星軌道上で「いいニュース」がまさに現在進行形で展開されていた。
「HTV こうのとり」「国際宇宙ステーション」などの検索語で調べてみるとそれがなんであるかすぐ分かる。

そして、これを書いている時点でこれが完璧に成功していることが判明している。
これがどういうことを意味するかは日本人でなおかつ聡明な方ならお分かりになるとおもう。

帰りは道路が凍結するほど寒かった。車の運転よりも、むしろ車に乗り込むまでが大変であった。
だが、家に帰ってから衛星軌道上の出来事を知り、心が熱くなったのであった。


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賀詞交換会(講演会)

昨日、田上町商工会主催の賀詞交換会に参加した。
その講演会の演目が「山本五十六からみる経営戦略」であった。
山本五十六は新潟県長岡市出身の海軍元帥で、戦時中に乗機を米軍によって撃墜されて戦死した。
そのほかのことについては、
ウィキペディア・山本五十六を参照して欲しい。

山本五十六は偉人というべき人であると思うが、行ったことについては賛否両論がかなりある人でもある。
もっとも、世の中「偉人」になれない人間が大半なわけだから賛否両論されること自体がものすごいことなのだが。

「この不景気の中、偉人の生き方から何かを学んで打開しよう」と考える経営者は多い。

この講演で配布された資料の中で、「孫子」(兵法書)、クラウゼヴィッツの「戦争論」(資料には記載がなかったが、クラウゼヴィッツ自身も孫子に強く影響を受けている)、旧日本海軍「海軍兵学校道場十訓」などが引用されている。

個人的には、「偉人の生き方から何かを学んで打開…」という考え方は余り好きではない。
その理由は、常人に出来ないことをやってのけたからこそ偉人と言われているのに、その偉人のマネをしようとする(語弊はあるが、実質的にはそうなる)のは無理があるということ。「人間の大半が常人」なのは経営者でも同じである。
偉人の生きた時代と現代とでは物事に関する考え方が違うことが多くあり、そのままの適用することに無理があるということ。
こういうことをリーダーたる人間が学んでそれを部下(社員など)に押し付ける傾向があるということ。(自分が被害を受けたことがある)
リーダーたる人間が学ぶ偉人をころころ変えて、そのつど部下に押し付け、現場が混乱することがあるということ。(やはり被害経験あり)
リーダー・部下問わず、自分の能力に合わないことをしようとすると結局はただの劣化コピーになってしまうということ。

では、こういう学び方が無意味かというとそういうわけではないと思う。
現代に通用しそうなところ、自分に出来そうなことを見つけ出し(後に述べる「要素の分解」)(これが第一のステップ)
それを「自ら」適切に実行する(第二のステップ)
さらにそれをよく噛み砕いた上で部下に伝える(第三のステップ)
部下がその通りできているのか確かめ、出来ていないのならどうしてかをきちんと考える。ただし、安易に「部下が怠慢・無能だからうまくいかない」と考えてはならない(第四のステップ)

私のように1人で事業を行っている人は第二ステップまで、そうでない事業者の人は第四ステップまでできれば、「偉人の生き方から学んで経営に生かす」ということが出来たということになると思う。

真珠湾攻撃は山本五十六の発案によって行われたといわれている。当時は航空戦力などというものはたいしたものではなく、「大きな戦艦、大きな大砲」(大艦巨砲主義)で勝負を決するものだというのが「常識」であった。
(現代では「制空権」(まず航空戦力で敵を支配すること)をとることが勝利の必須条件と考えられている)
ゆえに当時としては航空戦力で敵に大打撃を与えるという発想自体が「非常識」であるということになる。

しかしながら講師の先生によると、山本五十六は全体を見ると非常識で不可能のようでも、物事の要素を分解してみると可能に出来うる要素があり、各個にそれを現実に「可能」とすれば全体としても非常識でも可能とできるということである。

まず、真珠湾を攻撃できるほど接近するには空母などの航続距離が足りない。という問題があった。
そのため油槽船(タンカー)を随伴させるのだが、洋上で油槽船から空母などに補給することが難しいという問題もあった。(実はこれ、海上自衛隊がインド洋でやっていた洋上補給と同じものである)
これは猛訓練によって克服した。その結果、攻撃可能圏内まで空母を接近させて艦載機を飛ばして攻撃することが可能になった。

ほかにも発想の転換によって不可能が可能になったというものもある。(長くなるので省略する)

長くなったので講演会の話についてはここで切るが、最後に。
「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」とは
山本五十六の言葉である。

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児童福祉施設への寄付・寄贈

ここ2週間ほど前から漫画の主人公などの名を名乗っての児童福祉施設への寄付・寄贈が「多発」している。
最初に行ったのは漫画・アニメの「タイガーマスク」の主人公の本名「伊達直人」名義であった。
現金ではなくランドセルの寄贈であった。

この手のことはネット主導で起きて、マスコミが無視するというケースが多いのだが、
今回はマスコミの報道が早い。それに寄贈前にネットでこういうことを実行に移す前の相談の書き込みがない。

ゆえにネットとは関係なく、一個人の行動だと強く推察される。

こういう場合どのようなものを贈るべきか非常に難しいと思う。今回の件が起きるまでは児童福祉施設から通う新一年生がランドセルがなくて困っているケースが多いということを知らなかった。
ランドセルは6年使ってもさらに長持ちするケースが多い。しかしそれを寄贈したとしても「お下がり」なのが丸分かりなので、それを背負う新一年生はいじめにあう可能性が高いと思う。
昔は、兄弟・親戚のお下がりを…というのはよくあったが、最近は(不景気とは言えども)ほとんどない。
ゆえに、そうしたものを身に着けていると周囲から浮いてしまう。

現金はちゃんと使われるべきこと・使われるべき人に使われる保証がない。
今回のランドセルは「新一年生」にしか使えないうえに、彼らには絶対必要なものである。

この件があってから児童福祉施設に関して検索してみたが、余り知られていないだけで、結構継続して寄付・寄贈している個人または団体が存在していることがわかった。
この辺は私がしばしば書く、日本の宇宙計画と通じる部分がある。知らないから存在しないものとみなしてしまうということである。

外国に対して「恵まれない子に(略)」というが、その前に助けを必要としている自国の子に目を向けることが必要ではなかろうか?
マザーテレサの言葉の中で「まず自分の国の困っている人を助けなさい。それをしないで外国の人を助けようとするのはおかしなことです」という意味合いのものがあったはずである。

継続して寄付・寄贈している人はどういう人なんだろうかと思ったこともある。
子宝に恵まれなかった夫婦とか、子どもは生まれたがはやく亡くなった夫婦とか、あるいは自分は資産家だが親族との折り合いが悪く、「こんな親族にくれてやる金なんぞ、寄付してやる」と考えている人かもしれない。

この運動(?)はマスコミに取り上げられて一気に広がり、全都道府県で最低1件はこういうことがあったらしい。

じゃぁ、あなた(私)もやったらという意見も出てくるかもしれない。
結論から言うと「やらない」 
それをするお金があったら今の事業を盛りたててより利益を上げられるようにして、まず両親に楽をさせられるようにするべきである。これは先ほど挙げたマザーテレサの言葉どおりである。

キリスト教の言葉で「まず隣人を愛せ」という言葉がある。まず自分自身を助け、それから家族や親戚、近所、地域…と広げていくのがスジではないか。
それをせずにいきなり「世界の恵まれない(略)」とやるのはおかしいと思う。

でも、自分でもできることはある。私の事務所の近くには小学校がある。ゆえに通学生や通学バスが走る頻度が高い。バス側に駐車車両があってこっちに優先権がある場合でも、道を譲る。狭い十字路でどちらかがバックしなければならないときは積極的にバックする。
通学生の前では慎重に運転し、たとえ道路で車道にはみ出して二列で歩いている子であっても、この子達に不安を与えるような運転はしない。道路での二列歩行は禁止だが、私だってやっていた。友達と話しながら。
こういう子たちは反対車線をめい一杯使えば安全に回避できることがほとんどである。

これならお金はかからない。(少し時間を余計食うかもしれないが)

この運動、おそらく一過性のものになると思う。それでもこれにより助かった人がたくさんいたことは事実は変わらないと思う。

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初詣

1月2日に弥彦神社へ初詣に行ってきた。

実は三が日中の初詣というのは実は34年生きてきてはじめてである。
今までは初詣は6~8日ころにしていた。

弥彦神社は新潟県でもっとも三が日の参拝者が多い神社である。
弥彦神社まであと3キロまでスムーズに来ることが出来たが、その最後の3キロを抜けるのに1時間かかった。

どうにかこうにかして駐車場に車を入れることが出来たが、今度は境内が混雑している。
数十年前にこの神社で拝殿前の階段で将棋倒し事故がおき、多数の死者が出たことがある。
なので、地元警察がとにかくこの階段に立ち止まらせないように交通整理をしていた。

大きなプラカードで「しばらくお待ちください」と「お進みください」の指示を掲げて誘導していた。
なお、正門は一方通行になっており、出るときは左右から出なければならなくなっていた。

正門から本殿に近い境内に入ると、ここも混雑しており、お賽銭を入れるまで15分はかかるような状態だった。
なお、左右には仮設授与所(仮設のおみくじなどの売り場)があり、数人の男の人と、その数倍の巫女さんがおり、その巫女さんのうちの半数以上に「奉仕」の名札がついていた。多分バイト(助勤)の巫女さんなのだろう。
年末年始限定の花形バイトの一つである。ちなみにもう一つは年賀仕分け・配達バイトである。

人がものすごかったので、参拝は手短に済ませて、列の位置関係から左側の授与所でおみくじ引いたりお守りなどを頂くことにした。(「買う」とは言わない)

おみくじは大吉であった。お守りは「商売繁盛」のがなかったので、「学業成就」のお守りにした。
この仕事は一生勉強である。ゆえに学業成就がふさわしいと思う。
もう一つ身体安全のキーホルダー型お守りを授与してもらった。これは車のカギにつけることにした。

さて…真っ暗になってきたし帰るかな…と思ったら、以前お会いした方が授与所から出てきて挨拶してくださった。実はこの方、
http://gyouseiohtsuka.blog55.fc2.com/blog-entry-174.html
のときの方である。何気にはじめてお会いしてから9年たっていたりする。
実は私の方もこの方のことに気がついてはいたが、明らかに多忙だったのでそのまま帰ろうとしたのだった。
あくまで私は参拝者の1人であって十数万人のうちの1人に過ぎない。そう思っていた。

家に帰ったらちょうど6時くらいになっていた。午後2時くらいに出発したので、二時間くらい車と歩きで渋滞にはまっていたことになる。

人生初なことをしたわけだし、今年は何かいいことないかなぁと思う。(本当は、神頼みではなく「自分でいいことを起こそう」と考えないとダメなんだけど)

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今年もよろしくお願いいたします。

平成23年、新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
昨年はさまざまな良いご縁に助けられて、なんとかやってくることが出来ました。

実は今は午前3時。田上町ではかなり激しい落雷が起きています。
こういうときはADSL回線が不安定になるんですよね。
(多分、もともとADSLは従来の電話線に無理やりネット用の信号を乗せる仕様なので、
ちょっとした外乱(落雷・大雨・強風など)でエラーになりやすいのだと思います)

外を見ると雪で真っ白というのは本来あるべき新潟のお正月の姿だと思うのですが、
せめて元旦くらい静かに眠らせて欲しいものです。

いい初夢見れるといいんですが…。

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プロフィール

大塚 義行

Author:大塚 義行
平成21年4月から新潟県田上町で行政書士として開業いたしました大塚義行と申します。
(行政書士登録番号09180501号)
これに加え、平成28年10月から同所で社会保険労務士としても開業いたしました。
(社会保険労務士登録番号15160011号)

昭和51年(1976年)7月24日生まれ。
平成11年(1999年)に地元の大学を卒業。

紆余曲折を経て現在に至ります。

メールアドレス gyousei_ohtsuka-office.jp
(社労士業務用)sr_ohtsuka-office.jp
(注:メールアドレス中の_を@と変えてください。スパムメール対策です。)

URL
http://gyousei.ohtsuka-office.jp/index.html
twitter
https://twitter.com/ohtsuka_office

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