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自転車も交通社会の一員。甘えてはならない。

先日ニュースで「交通量の多い道路を後方をなんら確認せず自転車で横切って、それをよけるためにワゴン車が旧ハンドルをし、そのワゴン車をよけるために4t(と思われる)タンクローリーがやはり旧ハンドルをし、そのタンクローリーが歩道に突っ込んだ。その結果、歩道を歩いていた2人の男性がタンクローリーにはねられて死亡した」
というものがあった。

こういう場合、通例だと自動車だけ悪くなるケースが多く、このケースでも当初はタンクローリーの運転手が現行犯逮捕されていた。
しかし、すぐに釈放。ワゴン車とタンクローリーの運転手は書類送検されたが、検察の段階で「処分保留」とされた。
自転車の方は、「自分は何も関係ない」と思って事故見物でもしていたのか、ドライブレコーダーに記録されていたのか、こういうことの常習だったのか…いくつか言われているが、すぐに捕まった。

自転車に乗っていた者は「重過失致死罪」で禁固刑の実刑を言い渡された。
ニュースによると、その者は判決言い渡しの途中(言い渡し直後という話もある)に裁判官に
「俺だけが悪いんですか。向こう(車)は人を殺したんですよ」と言ったそうである。

この者は60歳だそうだが、交通社会を何だと思っているのだろうか。
あきれてものも言えない。この年まで何を考えて生きてきたのだろうか?
実刑なので刑務所に収監されることになるわけだが、こういう人間が反省するとは到底思えない。

確かに、自動車は歩行者や自転車よりも重い注意義務を科せられている。
今回の件は、それを考えても自動車二台には「処分保留」…つまり起訴するには躊躇する理由があり、
自転車の方は起訴をし、実刑が言い渡された。

よほどのことでない限り自転車だけが…ということは今まで無かったように思う。
今回の件は、この日記のタイトルの通りだと思う。

最近自転車に関する取締りが厳しくなっているという。個人的にはそれとは関係なくこのような事故を誘発するような行為はたとえ「交通弱者」の自転車乗りであっても処罰すべきだと思う。
 最近の自転車に対する厳しい取り締まりは、自転車乗りが「交通弱者」の地位にあぐらをかき続けて歩道で無茶な運転をし、一時不停止や信号無視などを繰り返し、時には歩行者をはねて死に至らしめることすらあった。…それでもなお自分は「交通弱者だから大丈夫」と思っていたしっぺ返しだと私は思う。

個人的には自転車に関しては他の交通の妨げにならないように運転してもらえれば、歩道だろうと車道だろうとどっちを走ろうといいと思う。右側通行してもいい。
ただし、一時停止や信号はしっかり守り、歩行者に危険を感じさせるような運転をしてはいけないし、いきなり車道の真ん中に出るような自動車を驚かせるような行為をしてはいけない。
もちろんかささし運転や携帯電話使いながらの運転もダメ。
進路を変えるときはその方向や後方を確認した上で曲がる。まぁ、手信号まで出せとは言わない。…手信号を出している人なんて見たこと無い。自転車でパトロール中の警察官でさえもやっていない。

「交通弱者だから大丈夫」などと思わず上記のことをやり続けていたら、自転車だって今までどおり細かいことを言われずに走れていたはずである。最近の自転車に対する規制は自らが引き起こしたことであり、いい加減な運転をしていた自転車乗りは猛省し過ちを正すべきである。

自分は車やバイクを運転する際には、当然のことながら自転車の動きには注意する。よほどありえない動きでなければ事前に察知できるし、自転車の脇を通過するときは十分な距離を開けてするか、それが出来ないときは徐行して抜けるか、あるいは一時停止する。

権利にあぐらをかくような行為はこの件に限らずたくさんあるが、そういうのはいずれめぐりめぐって自分の首を絞めることになるだけである。自分自身も何かでそういうことをしていないか自らを省みる必要があると感じた。

大塚行政書士事務所 http://gyousei.ohtsuka-office.jp/index.html



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寒くなってきました

つい1ヶ月前まではまだ暑かったのに、今では寒くて特に朝起きるのがつらいことが多くなってしまった。

新潟でも雪が降ったところがあるし、上越地区(新潟県の南側)の高速道路なんかには「普通タイヤの車はタイヤチェーン着用のこと」という表示まで出ている。

私は今のところノーマルタイヤのままだが、例年早めに交換している。そうでないと、
「朝起きたら道路が雪で真っ白→大慌てで自力で交換するか、ガソリンスタンドに行列を作って交換」ということになる。

早め早めに行動を起こしていれば、精神的にも楽だし、コストも安く上がる。上から目線で申し訳無いが、そのことを学んでくれる人が増えるよう願う。

さて、こう急に寒くなると、風邪を引きやすくなる。私の場合は雇われのころと違って、無理しなくもよいケースが多くなった。その分当然「自己責任」は負わなければならないが、明らかに風邪を引く頻度が減った。

私が住んでいるところもあと3週間もすれば道路が白くなる日がくるのではないかとおもう。
その前にタイヤに限らずいろいろな備えをやっておきたい。

せっかくなので、行政書士らしいことを一つ。
車庫証明申請の際に、駐車場として申請しようとしていた場所が雪で埋もれていたり、その場所に入るための出入り口がふさがっていたりすると、「ちゃんと除雪すれば明らか」なのが調査の人にも分かっていても、はじかれることがある。
自分で申請するにせよ、行政書士に依頼するにせよこの件については注意していただきたいと思う。
ちなみに私は、そういう季節では「これからこの書類を提出してきます。明日頃に調査の人が来るかと思います。それまでにこの場所を除雪しておいて下さい」と言うようにしている。

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ネットでの不適切な書き込みに関する話

インターネットは匿名性が高いといわれる。
しかしながら、それで犯罪になるようなことをすればすぐに特定されるようになっている。

犯罪を犯したことを匂わせることを書く→誰かが見つけて警察に通報→
警察、捜査開始→警察、捜査令状請求…
とここまで来てしまうと、プロバイダは個人情報を開示しなければならなくなる。

犯罪までいかないにしても、誹謗中傷などをして誰かの目に留まった場合、某巨大ネット掲示板群にそういう書き込みをコピー&ペーストされる場合がある。
こうなると、「自分は不特定多数の中にまぎれているから分からない」ではすまない。
その「不特定多数」からいろいろ調べられてしまう。ネット上にある情報から本名を特定したり、
その人の会社や学校を特定したり、ものすごいのになると、匿名でブログに載せた車の写真に写りこんだ建物から場所を割り出されたなんてものまである。

自分のようにもともと住所氏名などを出している場合は内容を吟味しながらネット上に情報を発信する。
しかしそうでない場合「どうせ自分が誰だか誰にも分からないから」と、言ってはならないような本音やら機密情報やらをつい出してしまうのではなかろうか。

今回、とあるブログでこんな内容の書き込みがあって、個人情報などが特定されてしまった。

…ファーストフード店に行った際に、自分と面識が無い男性の写真を無断で撮影し、「ちょーきもいんだけど」と誹謗中傷した…

この本人が「ネットは匿名だ」と信じ込んで書いたんであろうその他の書き込みからは、未成年であること、そして飲酒をしたことを強くにおわせる書き込みがあるという。

そうしてこういうことをした人間として本名がネットで流されてしまうとどうなるか。
「……をした、○○○○」という内容は検索をすれば簡単に出てきてしまう。
こういう人が就職をしようとしたらどうなるか。その会社の人事部が検索を掛けたら…果たしてそういう人を会社が取りたがるだろうか。

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業務についてのお知らせ

9月26日から始まった業務応援は昨日10月31日で終了いたしました。
これにより11月から平常業務に戻ります。

よろしくお願いいたします。


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プロフィール

大塚 義行

Author:大塚 義行
平成21年4月から新潟県田上町で行政書士として開業いたしました大塚義行と申します。
(行政書士登録番号09180501号)
これに加え、平成28年10月から同所で社会保険労務士としても開業いたしました。
(社会保険労務士登録番号15160011号)

昭和51年(1976年)7月24日生まれ。
平成11年(1999年)に地元の大学を卒業。

紆余曲折を経て現在に至ります。

メールアドレス gyousei_ohtsuka-office.jp
(社労士業務用)sr_ohtsuka-office.jp
(注:メールアドレス中の_を@と変えてください。スパムメール対策です。)

URL
http://gyousei.ohtsuka-office.jp/index.html
twitter
https://twitter.com/ohtsuka_office

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