鶚(みさご)
最近話題のアメリカの輸送機「オスプレイ」
この墜落画像を見つけた。やっぱりオスプレイは危険だと、とあるブロガーが言いYoutubeへのリンクを貼った。
この画像である。
http://www.youtube.com/watch?v=rDJUcXSq1CM
題名は「MV-22 Osprey Crash」
まず、動画に「MV-22 Shooting down」と表示されて、砂の地面からオスプレイが垂直上昇モードで上昇を開始する。
動画再生30秒あたりから、水平モードで普通の飛行機のように空を飛んでいる。
40秒あたりでオスプレイがいきなり空中で爆発して、火を噴いたまま遠くに飛んでいってしまう。
55秒から最後の60秒まで別な飛行機が急速に接近してこの動画が終わる。
皆様、この動画をご覧になり、どのような感想をお持ちになるであろうか。
実はこの動画は…。
実写ではない。
実はこれはパソコン用の「フライトシミュレータ」というゲームの一種である。
この動画がアップロードされたのは2年ほど前で、このゲームが出てから3年ほどたっている。
今は本当に実写かどうか判別付かないレベルのものを自ら動かすことも可能である。
昔のものであっても、操作部分はリアルに作られているらしい。最初のエンジン始動もホンモノと操作が同じでマニュアルがないとエンジンをかけることすら出来ないなんてものがたくさんあるらしい。
そしてオスプレイの爆発原因。これは事故ではなく攻撃されて爆発している。
攻撃したのは最後に通過していった戦闘機である。しかもこれはミサイルではなくすれ違いざまの機関砲で撃墜されている。
なぜそれが分かるのか。ミサイルならオスプレイの爆発直前にミサイルの航跡が見える。それが見えなかった。
他の攻撃手段としては機関砲しかないということである。
そもそも動画内の最初の文が「Shoothing down」(撃墜)である。
撃墜にしては余りにもあっけないが、「フライトシミュレータ」は余計な演出を入れないので、こんなにあっけなく見える。
飛行機のゲームで「フライトシューティング」というのがあるが、これは自由に操る爽快感(フライトシミュレータは現実に近づけているため自由に操るのが非常に難しい)と戦闘の派手さが売りである。
家庭用ゲーム機の代表作に「エースコンバット」というシリーズがある。
余談だが、自分はこのシリーズの何作かの最高難易度をクリアしている。
このブロガーの問題なところは、どう見てもコンピューターで作った動画なのに「本気で」オスプレイの墜落動画だと思い、それをもって自説の「オスプレイは(他のヘリコプターと比べて)危ない」と主張しているところである。
まぁ、私のブログに「行政書士 相続 遺言」などの検索ワードで検索してきて、なおかつパソコン初心者…という高年齢者の方だったとしたら、これが実写だったと思ってもしょうがないと思う。
なにせ30年前はゲームセンターにインベーダーゲームがあって、「ぴこん、ぴこん」とやっていたわけですから。
でも、このブロガーはそうではない。さらに恐ろしいことに、このブロガーの情報を元に政治家の人が国会で質問したことがあるというから本当にあきれ返る。
反対するならするで、ちゃんと調べろ!と思う。
ちなみにこのブログのタイトル「鶚(みさご)」とはOspreyのことである。
猛禽類のタカの一種である。
猛禽類とは、大型で獰猛な肉食の鳥のことである。
今は目の前にある箱でこんなふうに簡単にいろいろなことを調べることが出来る。
だからこそ「行政書士 相続 遺言」とか「車庫証明 新潟 三条」とか調べてきて私の存在を知ることが出来たりもする。
ネットにはたくさんウソがあるという。確かにそれはそのとおり。
しかし、その中には真実だってたくさんある。
(私の顔を直接見ていないのに私に連絡した上で、車庫証明申請書類を送ったら、1週間ほど後にステッカーなどが帰ってきたでしょう。これだって「真実」である。)
それを見抜くことが出来れば凄く心強い情報源になる。
そうするためには日ごろの努力が必要であると私は思う。

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この墜落画像を見つけた。やっぱりオスプレイは危険だと、とあるブロガーが言いYoutubeへのリンクを貼った。
この画像である。
http://www.youtube.com/watch?v=rDJUcXSq1CM
題名は「MV-22 Osprey Crash」
まず、動画に「MV-22 Shooting down」と表示されて、砂の地面からオスプレイが垂直上昇モードで上昇を開始する。
動画再生30秒あたりから、水平モードで普通の飛行機のように空を飛んでいる。
40秒あたりでオスプレイがいきなり空中で爆発して、火を噴いたまま遠くに飛んでいってしまう。
55秒から最後の60秒まで別な飛行機が急速に接近してこの動画が終わる。
皆様、この動画をご覧になり、どのような感想をお持ちになるであろうか。
実はこの動画は…。
実写ではない。
実はこれはパソコン用の「フライトシミュレータ」というゲームの一種である。
この動画がアップロードされたのは2年ほど前で、このゲームが出てから3年ほどたっている。
今は本当に実写かどうか判別付かないレベルのものを自ら動かすことも可能である。
昔のものであっても、操作部分はリアルに作られているらしい。最初のエンジン始動もホンモノと操作が同じでマニュアルがないとエンジンをかけることすら出来ないなんてものがたくさんあるらしい。
そしてオスプレイの爆発原因。これは事故ではなく攻撃されて爆発している。
攻撃したのは最後に通過していった戦闘機である。しかもこれはミサイルではなくすれ違いざまの機関砲で撃墜されている。
なぜそれが分かるのか。ミサイルならオスプレイの爆発直前にミサイルの航跡が見える。それが見えなかった。
他の攻撃手段としては機関砲しかないということである。
そもそも動画内の最初の文が「Shoothing down」(撃墜)である。
撃墜にしては余りにもあっけないが、「フライトシミュレータ」は余計な演出を入れないので、こんなにあっけなく見える。
飛行機のゲームで「フライトシューティング」というのがあるが、これは自由に操る爽快感(フライトシミュレータは現実に近づけているため自由に操るのが非常に難しい)と戦闘の派手さが売りである。
家庭用ゲーム機の代表作に「エースコンバット」というシリーズがある。
余談だが、自分はこのシリーズの何作かの最高難易度をクリアしている。
このブロガーの問題なところは、どう見てもコンピューターで作った動画なのに「本気で」オスプレイの墜落動画だと思い、それをもって自説の「オスプレイは(他のヘリコプターと比べて)危ない」と主張しているところである。
まぁ、私のブログに「行政書士 相続 遺言」などの検索ワードで検索してきて、なおかつパソコン初心者…という高年齢者の方だったとしたら、これが実写だったと思ってもしょうがないと思う。
なにせ30年前はゲームセンターにインベーダーゲームがあって、「ぴこん、ぴこん」とやっていたわけですから。
でも、このブロガーはそうではない。さらに恐ろしいことに、このブロガーの情報を元に政治家の人が国会で質問したことがあるというから本当にあきれ返る。
反対するならするで、ちゃんと調べろ!と思う。
ちなみにこのブログのタイトル「鶚(みさご)」とはOspreyのことである。
猛禽類のタカの一種である。
猛禽類とは、大型で獰猛な肉食の鳥のことである。
今は目の前にある箱でこんなふうに簡単にいろいろなことを調べることが出来る。
だからこそ「行政書士 相続 遺言」とか「車庫証明 新潟 三条」とか調べてきて私の存在を知ることが出来たりもする。
ネットにはたくさんウソがあるという。確かにそれはそのとおり。
しかし、その中には真実だってたくさんある。
(私の顔を直接見ていないのに私に連絡した上で、車庫証明申請書類を送ったら、1週間ほど後にステッカーなどが帰ってきたでしょう。これだって「真実」である。)
それを見抜くことが出来れば凄く心強い情報源になる。
そうするためには日ごろの努力が必要であると私は思う。
大塚行政書士事務所 http://gyousei.ohtsuka-office.jp/index.html

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