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私も遭遇「車のエンジンがかからないの」

先日、車での出先(加茂市のスーパー)で用事を済ませて、さてエンジンかけて…。
と思ってキーをひねったところ、エンジンがかからない…という事態に陥った。
少し細かく言うとキーをひねったところ一瞬セルが回ったと思ったら
セルモーターが完全に沈黙。それ以降は弱弱しくすら回らない。

さて、シフトレバーはちゃんと「P」に入っているか。
入っている。AT車の場合、シフトレバーがPかNに入っていないとエンジンがかからないという安全装置がある。
ちゃんとPに入っている。

エンジンルームをあけてみたところ、とくに焦げ臭いような臭いはない。
ヒューズボックスをチェックしてみたところ、どれも切れてはない。
もしかするとセルモーター系だけ別なところにあるのかもしれない。

燃料は…だいぶ少ないけどガス欠するほどではない。

ほかの電気系統もできるだけチェックしてみた。ライトはつく。「R」に入れたときのバックランプもつく(サイドブレーキをきちんとかけた上で車を降りて目視)。
ハザードもつく。パワーウインドウも開閉できる。クラクションは…鳴らしてチェックすると迷惑になるのでやめておいた。
電気系統チェックはあまりやりすぎるとバッテリーを弱めるのでこの辺にしておいた。

幸いこの近くに加茂商工会議所青年部(以下「加茂YEG」という)で、自動車屋さんをしているメンバーがいたので、電話して救援を求めることにした。

電話して状況を伝えたところ、今自分はこの雪で田んぼに落ちた車を引き上げ中(この時期の新潟ではよくある)なので30分ほど待ってほしい。とのこと。
ただ、やってみてほしいことをいくつか言われた。
「キーをセルが回る位置にしてギアをP→R→N→Dの間をガチャガチャみてほしい」
これが意味することは、「ギアがPかNでないとセルが回らないようになっている安全装置」が壊れている可能性があるから、ガチャガチャして偶然直る可能性にかけてみろということである。

これを聞いてサイドブレーキをきっちりかけて、ブレーキを踏みながらからこれをやってみたがまったくうんともすんともいわなかった。
(ブレーキを踏んでおかないとキーがエンジン始動位置でもギアがPからRに動かないようになっている)

まったくかかる兆候がないのでその旨を伝えたところそのまま何もしないで待つようにいわれたので、そのとおりに待った。

まず三条市(加茂市の隣)で行政書士としての用事を足して、その後家の「おつかい」でこのスーパーに買い物に来ていた。その後は事務所(家)に帰るだけで、急ぎの用事があるわけでもない。仮にあったとしてもその用事の緊急性・重要性を自分で判断し、さらに相手方に事情を説明し最終的にどうすればいいか決めることが出来る。
特に次の目的地が官公署だったりすると間に合わなくて困ることがある。
それでも事情を説明すればなんとか配慮してくれることはある。

電話してから30分くらいあとに自動車屋さんが普通の車で来てくれたが、ハンマーなど最低限の工具しか持ってきていなかった。
(ここでこの車を回収するつもりではないな。その工具を見る限り、直し方は…)

予想通り、「ハンマーでセルのあたりをたたくのでキーをまわしてください」とのことだった。
以前私がhttp://gyouseiohtsuka.blog55.fc2.com/blog-entry-247.html
でやったのと同じ考え方である。

ただ、あの時は燃料ポンプは復活したが、今回はそれでもセルモーターはうんともすんともいわなかった。

もうあの場所ではどうしようもないので、その自動車屋さんの車で自動車屋さんに行くことになった。その際、自分の持ち歩いているかばん、車庫証明用の計測器、このスーパーで買ったものを持ち出した。

結局、キャリアカーでの回収は次の日にして(田んぼ落ち車を含め、ほかにもいろいろあるとのこと)とりあえず代車を貸してくれるとのことだった。

この代車は4速MTの軽自動車で、MTは前の職場で運転して以来、実に6年ぶりだった。
あまりスムーズではないとはいえ、問題なく運転することが出来た。

H26_0115代車1
代車でお借りした車。

H26_0115代車3
4速MTのシフトレバー。途中思わず「5速」に入れそうになった。
運転していて結構楽しかった。

H26_0115代車4
年式は私のアトレー7よりも少し古いのに、まだ走行距離は10万キロいっていない。


なお、この日の夜に加茂YEGの集まりがあったので、この車で行くことが出来て大変助かった。

結局エンジンがかからなくなった原因はセルモーターの故障で、これを交換することで修理は完了した。

部品調達の関係から故障してから修理完了まで2日を要したが、安心して乗ることが出来るようになった。
…急な出費となってしまったが、それでも交換部品、修理内容から考えると大変良心的な修理費であった。

大塚行政書士事務所 http://gyousei.ohtsuka-office.jp/index.html



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先日のアプリケーションの話の続き(長文注意)

前日のパソコンの話の続き。

フリーウェアをインストールする際には、インストーラーを起動してその指示に従って…ですませてしまうことが多いと思う。

また、そのときの選択肢に
 ・通常インストール
 ・カスタムインストール(必要な機能を選んでインストールすることができます。パソコンに詳しい方向け)

と出てきた場合も「通常インストール」を選んでしまうだろう。


15年位前まではそれでもそれほど大きな問題にはならなかった。
そもそもその当時は「フリーウェアは無料だけれど使用は自己責任で」という共通認識がパソコンユーザにあったからだと思う。仕事以外でパソコンを使う人がまだ少数派だったこともある。
またインストーラーがないものも多く、そういうのは自分でファイルをコピーしたり設定ファイルをいじったりして使えるようにしていた。

10年位前だと、「バンドル」といって、自分の必要なフリーウェア以外にも別のものをインストールするか聞いてくるようになったり、特定のページをホームページ(ここでは狭義のホームページをいう。ブラウザを開いて最初に出てくるページのこと)にしたりする。しかもデフォルトでそれが「はい」になるようなものが出てきていた。
これは30日間無料試供品を使ってほしいとか、新しいブラウザがあるから使ってほしいとか、そんな意図でバンドルしていた。

こういうのに何も考えずに「はい」を連打すると、ウイルスチェッカーの試供版が何種類も入って、パソコンの動作が異常に重くなったりする。またブラウザだらけになってデフォルトのブラウザがころころ変わったりしてこまることになる。

5年ほど前だとこの「バンドル」にブラウザのツールバーが加わってくる。なので何も考えずに「はい」連打しているとツールバーだらけになることがある。
中には悪質なツールバーもあり、勝手にパソコンの個人識別情報を発信しているケースもあった。

私がつい先日まで使っていたWindows XPのパソコンはこの5年前にあたる。
このときに入れたフリーウェアはバンドルにちゃんと気をつけておけばまず問題が起きなかった。もちろんウイルスチェッカーは導入しておくことが前提である。

今回新しいパソコンを使うにあたり、以前と近い環境で使えるようにするために、同じようなフリーウェアを導入することにした。
そのため、メジャーなフリーウェアが昔から多数置いてあるページからダウンロードしたりした。

あるいはそのフリーウェア名を検索して作者のページなどでダウンロードしたりした。

しかし検索結果を見てみると、そうしたページでもなんでもないページが検索に引っかかり、そこからもダウンロードできるようになっている。
そのページにいってみると、そのページの日本語が明らかに特徴のある…いかにも「ほかの言語から日本語にプログラム翻訳してそのまま貼り付けました」的な感じだったりする。
こういうページからもいろいろなものがダウンロードできるようにはなっているが、直感的に「危険」と感じた。なのでダウンロードしなかった。

これと前後して
「いつの間にか日本語IMEが別なものに変わっていて、そのIMEから個人情報が漏れている。そういうものがあちこちの官公署のパソコンから見つかった」
という話が、マスコミや某大手ネット掲示板などから流れてきた。

 ネット掲示板では
このIMEのほかにも、ブラウザのホームページの設定を勝手に書き換えて、元に戻そうとしても戻せない状態になっている。
何もしていないのにへんなプログラムが勝手に入ってくるわけがない。
インストーラーで「はい・YES」を連打しまくったんだろう。その結果バンドルされたいろいろなものが入ってきたのだろう。
これらはインストーラーで同意して入れたものだからウイルスチェッカーに引っかからない。
しかし、完全にアンインストールすることが難しく下手なウイルスよりも悪質かもしれない。

などの情報と、

こういうものがパソコン内にあるかどうか確認する方法と、完全に削除する方法の情報があったりした。
これには、Windowsの隠しフォルダ(システムに重要なファイルなのでむやみにいじれないようにするために隠している)の中に潜伏したり、隠しファイルを勝手に作成したりしているのでこれを見つけ出して消すことと、レジストリ(Windowsの各種設定情報の集合体ファイル。これの破損はWindowsの破損を意味する)内に変なものを仕込んでいるのでそれを見つけ出して手動削除することの両方をしなければならない。

私も新しいパソコンのレジストリエディタを使って検索してみたが幸いにも何も見つからなかった。

一方、こういう怪しいものを自動的に探し出して削除するという「プログラム」も複数あるようだが、この中のいくつかはそれ自体が危険なプログラムで、削除はしてくれるが別なものを仕込むようになっているケースがあるという。

こういうのがあるので自動検索・削除プログラムには手を出さなかった。

なおこれらの情報はウェブページ上にも散見される。
たとえば「ABC123」という変なプログラムを削除したいと思うのなら、ネットでそれを検索すればいい。ただ、そのページの真贋を見分けるのは困難である。検索で上位に出たからといってそれが有用な情報とは限らない。

こういう変なものからパソコン(と自分自身)を守るためには、

1、自分の所有でないパソコンに勝手にプログラムをインストールしないこと。

2、フリーウェアをダウンロードする際にはウイルスチェッカーを入れた上で
作者公式ページか昔からある大手フリーウェア置き場ページからしかダウンロードしないこと。

3、インストール前に必ずこのフリーウェア名でネット検索をかけて、無断情報発信などのネガティブ情報を確認すること。ネット上ではネガティブ情報を隠蔽することはまず不可能である。

4、インストーラー起動の際には必ず注意書きを読む。もし自分が読めない言語だったらインストールしないこと。

5、そのプログラムをインストールしたらしばらくの間パソコンの挙動を観察すること。


少なくともこれくらいはやらないとだめだと思う。

それをする自信と能力がないのなら、有料のソフトを使うべきだろう。

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今年もよろしくお願いいたします。

「あけましておめでとう」という時期を逸してしまった。
なので、今年もよろしくお願いいたします。

実は新年明けてからすぐにパソコンを新調した。
今までのはWindows XPが動いていたもので、5年半ほど前に買ったものであった。
XPのサポートが今年度末で切れるということ(それでも、本来は6年前に切れていたはずのものなのにメーカーが6年間延ばしてくれたものである。XPの評判は極めてよく、ユーザ側がメーカー側にサポート期間の伸長を求めていた)と、
このパソコンのハードディスクからたまに異音がすることがあったからである。
壊れる前兆のときの音(奥から「カツン…、カツン…」とか「ジー」などの音がする)ではなかったが気分のいいものではなかった。

自分で作成したデータに関しては毎日自動的にUSBメモリーにバックアップするようにしてあった+各種設定データは紙の形で残しておいているものの、趣味専用ならともかく仕事にも使うようなパソコンが1日でも使用不能になるのは困る。

ところで現在最新のWindowsは8.1だが、見た限りあまり評判がよろしくないのと、タッチパネル機能は不要なので、比較的安定しているとされるWindows7を選んだ。

なお、前のも今のもパソコンそのものはノートパソコンである。
もっと昔は自作PCだったのだが、これはトラブルが出たときに環境を戻して「一応使える」レベルにするだけでも相当時間がかかった。ましてや以前と同じような使い勝手を求めるとなるとさらにかかるものだった。趣味用ならそれでもいいが、仕事用では許されない。
ノートパソコンはコストパフォーマンス的にほかのパソコンよりも悪いが、
1、ノートパソコンなので持ち運びができる。
2、OSの再インストールする羽目になっても比較的復旧が容易
という利点がある。

データさえ残っていれば、アプリケーションをインストールすれば大体の場合、前と同じように使えるようになる。

このアプリケーションだが、XPを使い始めたころとだいぶ事情が異なっていてかなり気を使うことになった。
この話は後日したいと思う。

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プロフィール

大塚 義行

Author:大塚 義行
平成21年4月から新潟県田上町で行政書士として開業いたしました大塚義行と申します。
(行政書士登録番号09180501号)
これに加え、平成28年10月から同所で社会保険労務士としても開業いたしました。
(社会保険労務士登録番号15160011号)

昭和51年(1976年)7月24日生まれ。
平成11年(1999年)に地元の大学を卒業。

紆余曲折を経て現在に至ります。

メールアドレス gyousei_ohtsuka-office.jp
(社労士業務用)sr_ohtsuka-office.jp
(注:メールアドレス中の_を@と変えてください。スパムメール対策です。)

URL
http://gyousei.ohtsuka-office.jp/index.html
twitter
https://twitter.com/ohtsuka_office

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