モノには魂が宿るのか
9人の犠牲者を出した中央自動車道笹子トンネル事故から1年半が経過した。
その際、このトンネルを強行突破して難を逃れた車があったことを覚えている方はいらっしゃるだろうか?
その車は「スバル・インプレッサWRX」
この事件のあとでこの車が一時的にせよ大人気になったらしい。
この車、通常なら「廃車確定」だが、なんとスバル専門店が復活させたそうである。
それが以下の記事である。
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20140608/201406080942_22676.shtml
(岐阜新聞Web6月8日)
論理的にというか、効率的にいえば、こういう状態の車は修理するよりも、買ったほうが安く上がる。たぶん同型の新車(あればだが)買うよりも修理は高くついたはずである。
この新聞の内容を見る限りでは、この車の所有者の修理依頼はないが専門店社長が「直そう」と決めたようである。
この社長さんのブログがあったので紹介する。
http://bfaction.exblog.jp/m2012-12-01/
(2012年12月:中津スバルの濃いスバリストに贈る情報) 事故の日の話
http://bfaction.exblog.jp/m2013-03-01/
(2013年3月) 大破状態の車のエンジンをかけ、キャリアカーに自走で乗せて引き上げた日の話
この際、エンジンに火を入れる感覚は私にもわかる。
まるで魂を吹き込むような感じなのである。
少しこのブログから転載させていただくと
転載ここから
いよいよキーをオンにして通電を確認。
右手の指さきに神経を集中し、
何としても一発で始動させるよう念じた。
スロットルの動きをペダルをあおって確認し、
余計な電源を一切遮断してセルモーターを回した。
キュルルルルルルーーーとモーター音が続いた後に、
ドルルルルンと、
目覚めのスバルサウンドが高らかに響き渡った。
すると、まわりから思わずどよめきが上がる。
転載ここまで
単純に「モノを大切にしましょう」とかいう次元の話ではない。
また、こんなのさっさと見切りをつけて別な車買ったほうが安全だし、安いし、
行政書士的には車庫証明・自動車登録関係の仕事が来るかもしれないが、そういう問題でもない。
数年前に東日本大震災で被災してアメリカまで流れ着いたバイクのハーレーダビッドソンの話を書いたことがあるが、あの話に近いと思う。
そして、
http://bfaction.exblog.jp/m2014-05-01/
(2014年5月)
をご覧になって皆さんはどうお考えだろうか?
大塚行政書士事務所 http://gyousei.ohtsuka-office.jp/index.html

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