住所変更手続き受理される。
先日書いた、叔父所有の祖母の家の、登記簿上の所有者の住所変更のための手続きがようやく完了した。
2月10日の午後2時半に、叔父から戸籍の附票を取るための委任状が送られてきた。
これで、市役所で戸籍の附票をとれば必要なものは全部そろうことになる。、早速新潟市役所に行き、戸籍の附票をとる手続きをした。
ただ、平成10年ごろにこの関係の記録が電算化されており、その時点で斜線で抹消されていたものはコンピュータ上の記録に残らない。そこで、それ以前の紙の記録にもあたらなければならなくなる。
しかも、転勤族だったので紙の戸籍の附票にさらに短冊状態の紙が2枚貼ってあって割り印がされていた。これができてくるまで30分以上待つことになった。
こりゃ、すごいな・・確かに戸籍謄本などよりも委任状なしで取れる範囲が狭いのが分かるわ・・と思った。
ともあれ、これがあれば住所変更登記のための書類がすべてそろったことになる。
住民票、戸籍の附票、委任状、所有者住所変更登記申請書を持って新潟法務局に向かった。
戸籍の附票ができるのに相当時間がたっていたので、ついたのは4時半だった。
中には「登記相談窓口」があったが、すでにしまっていた。
そこで、正直に今回こういう書類を作成するの初めてである旨を話したら、細かく教えてくれた。
申請書が訂正印だらけになった上に、さらに書き足したので、かなり汚い申請書になってしまった。
よく「お役所は融通が利かない」といわれるが、決してそんなことはないと思う。
どんなにへたくそな字でも、訂正印だらけになったとしても、その書面の内容が正しく、必要な内容を満たしていれば受理はしてもらえる。その代わり、委任状に一字でも間違いがあればどんなにゴネてもダメである。書類が足りないときもまた同様である。
また「お役所のたらいまわし」とかもいろいろ言われるが、今回の新潟市役所と新潟法務局の行き来はたらいまわしだとは思わない。
「同じ「役所」だから何でもできるだろう」とか思っている人が、実際はそういうわけには行かずに、「たらいまわしにされた」と思っているのではないのかと思う。
市役所では住民票や戸籍関係の手続きができるが、土地建物の登記はできない。
法務局では土地建物の全部事項証明(登記簿)をとることができるが、その場で戸籍関係のことを調べることができない。
なので、事前にどこで何をとるのか、誰にどんな委任状を書いてもらわなければならないのか、最終的にどんな手続きをするのかを行動する前に十分情報収集しておかなければならない。
これは、これから専門家としての第一歩を歩もうとする私のような人間も、そうでない人も覚えておくべきことであると思う。
さて、申請書はその場ですべて補正ができたので、改めて収入印紙を貼った上で(この場合は登記印紙ではない)申請窓口に提出した。
今回かかったのは、戸籍の附票1部(2通になった)ので300円×2で600円。
そして、変更登記申請で、一つの不動産あたり収入印紙1000円で、土地と建物の変更なので2000円であった。
そして、この変更は来週の月曜日に反映され、午後から「登記済み証書」を交付してくれると言う。
この時点で時間は5時を回っていた。
さらに、その後改めて土地・建物の全部事項証明書(登記簿)を取ることになる。そのように依頼されている。ここでまた登記印紙で1000円×2で2000円かかる。
これらの費用はすでに前払いしてもらっているが、ただ所有者の住所を変更するだけでもこれだけかかる。依頼人が自ら住民票を取得したり、郵便でそれや委任状を送る分を加えると8000円くらいになるであろう。本来は、これに交通費を請求してもいいのだがそこまでしようと思わない。
なお、これを司法書士に頼むと司法書士報酬が10000円以上かかるので合計で結構な額になる。
今回の件は行政書士業務としてはできないが、個人が無報酬で行う分には問題ないことであった。
しかも、このやり取りは行政書士業務であっても変わらないはずである。なので、今回の件で貴重な勉強ができたと思う。

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2月10日の午後2時半に、叔父から戸籍の附票を取るための委任状が送られてきた。
これで、市役所で戸籍の附票をとれば必要なものは全部そろうことになる。、早速新潟市役所に行き、戸籍の附票をとる手続きをした。
ただ、平成10年ごろにこの関係の記録が電算化されており、その時点で斜線で抹消されていたものはコンピュータ上の記録に残らない。そこで、それ以前の紙の記録にもあたらなければならなくなる。
しかも、転勤族だったので紙の戸籍の附票にさらに短冊状態の紙が2枚貼ってあって割り印がされていた。これができてくるまで30分以上待つことになった。
こりゃ、すごいな・・確かに戸籍謄本などよりも委任状なしで取れる範囲が狭いのが分かるわ・・と思った。
ともあれ、これがあれば住所変更登記のための書類がすべてそろったことになる。
住民票、戸籍の附票、委任状、所有者住所変更登記申請書を持って新潟法務局に向かった。
戸籍の附票ができるのに相当時間がたっていたので、ついたのは4時半だった。
中には「登記相談窓口」があったが、すでにしまっていた。
そこで、正直に今回こういう書類を作成するの初めてである旨を話したら、細かく教えてくれた。
申請書が訂正印だらけになった上に、さらに書き足したので、かなり汚い申請書になってしまった。
よく「お役所は融通が利かない」といわれるが、決してそんなことはないと思う。
どんなにへたくそな字でも、訂正印だらけになったとしても、その書面の内容が正しく、必要な内容を満たしていれば受理はしてもらえる。その代わり、委任状に一字でも間違いがあればどんなにゴネてもダメである。書類が足りないときもまた同様である。
また「お役所のたらいまわし」とかもいろいろ言われるが、今回の新潟市役所と新潟法務局の行き来はたらいまわしだとは思わない。
「同じ「役所」だから何でもできるだろう」とか思っている人が、実際はそういうわけには行かずに、「たらいまわしにされた」と思っているのではないのかと思う。
市役所では住民票や戸籍関係の手続きができるが、土地建物の登記はできない。
法務局では土地建物の全部事項証明(登記簿)をとることができるが、その場で戸籍関係のことを調べることができない。
なので、事前にどこで何をとるのか、誰にどんな委任状を書いてもらわなければならないのか、最終的にどんな手続きをするのかを行動する前に十分情報収集しておかなければならない。
これは、これから専門家としての第一歩を歩もうとする私のような人間も、そうでない人も覚えておくべきことであると思う。
さて、申請書はその場ですべて補正ができたので、改めて収入印紙を貼った上で(この場合は登記印紙ではない)申請窓口に提出した。
今回かかったのは、戸籍の附票1部(2通になった)ので300円×2で600円。
そして、変更登記申請で、一つの不動産あたり収入印紙1000円で、土地と建物の変更なので2000円であった。
そして、この変更は来週の月曜日に反映され、午後から「登記済み証書」を交付してくれると言う。
この時点で時間は5時を回っていた。
さらに、その後改めて土地・建物の全部事項証明書(登記簿)を取ることになる。そのように依頼されている。ここでまた登記印紙で1000円×2で2000円かかる。
これらの費用はすでに前払いしてもらっているが、ただ所有者の住所を変更するだけでもこれだけかかる。依頼人が自ら住民票を取得したり、郵便でそれや委任状を送る分を加えると8000円くらいになるであろう。本来は、これに交通費を請求してもいいのだがそこまでしようと思わない。
なお、これを司法書士に頼むと司法書士報酬が10000円以上かかるので合計で結構な額になる。
今回の件は行政書士業務としてはできないが、個人が無報酬で行う分には問題ないことであった。
しかも、このやり取りは行政書士業務であっても変わらないはずである。なので、今回の件で貴重な勉強ができたと思う。

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