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久しぶりの伝言ゲーム

誰もが一度はやったことがあると思う「伝言ゲーム」
私は小学生のときに初めて経験したが、10人も間に人が入るとかなりの情報が失われる。
このとき学んだのは、「記憶力をもっと鍛えなければならない」とか「人の話をもっとよく聞かなければならない」
ではない。

「人の話を聞いたときはきちんとメモを取ること。」
それと
「一字一句覚える必要があるものと要点だけ覚えておけばいいものを区別して、後者の場合はその要点だけメモをとるか覚えられたら覚えるようにすること」

これは、小学生のときに学んだ事柄で重要なことベスト10を言えと言われたのなら10位以内には入る知恵であると思っている。


先日、加茂商工会議所青年部の一部のメンバーと新潟大学などの学生さんなどからなる集まりをした際に、その伝言ゲームを行った。
そのときもやはり10人で実際にやってみるとまともに伝わる情報は最初の一部分「○○が□□して…」くらいと、その後一部くらいしか情報が伝わらない。

特に社会人になると、「田中さん(仮名)のいつもの件、今回は30分遅れるからよろしくね」的な会話が成り立つ相手かそうでない相手かを見極めてコミュニケーションをとるケースが多いと思う。物事を何でも丸暗記して仕事を回すことは少ないのではないか。
その結果として私たちの日常のコミュニケーションでは脳の丸暗記するする部分よりも別な部分が鍛えられていくのではないかと思う。

そういえば、私が小学生のころは固定電話しかなくてその電話にもメモリー機能がなかったので、友人、家族の勤務先、学校などの電話番号を丸暗記していた。今の私にはもうできないし、たぶん今の若い人もあまりできないと思う。思うし、そもそもその必要も無いだろう。

伝言ゲームで試されている能力は少なくとも現代においてはだいたい他の手段で代替できる。
したがって、伝言ゲームでミスったからといって、「犯人」を特定して責めるようなことはしてはいけない。
そうではなく、私が今書いたことを自覚することそのものが重要だと思う。

大塚行政書士社労士事務所
http://gyousei.ohtsuka-office.jp/index.html



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プロフィール

大塚 義行

Author:大塚 義行
平成21年4月から新潟県田上町で行政書士として開業いたしました大塚義行と申します。
(行政書士登録番号09180501号)
これに加え、平成28年10月から同所で社会保険労務士としても開業いたしました。
(社会保険労務士登録番号15160011号)

昭和51年(1976年)7月24日生まれ。
平成11年(1999年)に地元の大学を卒業。

紆余曲折を経て現在に至ります。

メールアドレス gyousei_ohtsuka-office.jp
(社労士業務用)sr_ohtsuka-office.jp
(注:メールアドレス中の_を@と変えてください。スパムメール対策です。)

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